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2017年07月21日

大人の修学旅行2017後篇

間が空いてしまいましたが、職人さんとの「大人の修学旅行」をレポートする第二弾です。初日は鹿島神宮から鹿島灘に沿って約50km北上し、水戸市内に宿泊しました。後半は茨城県を回ります。

茨城県と言えば、都道府県の魅力度ランキング(ブランド総合研究所調査)で2013年から4年連続最下位になっていることはよく知られています。調べてみると、都道府県人口は約290万人で意外にも全国11位と上位ですが、人口が分散していて、30万人以上の都市が存在しないのが特徴だとか。県庁所在地の水戸市でも人口約27万人ということで、一極集中していない良さもありそうですが、県内及び他県からの集客力も分散しているのかもしれません。しかし、北海道に次いで農業産出額が全国第2位というのは大きな魅力です。
私たちが水戸を訪れた目的は、江戸時代の水戸藩に触れるためでした。「水戸黄門」で有名な2代藩主の徳川光圀(みつくに)、幕末史に大きな影響を与えた9代藩主徳川斉昭(なりあき)、そして徳川15代将軍の徳川慶喜(よしのぶ)。いずれも水戸が生んだ類まれな頭脳です。当時、藩の魅力度ランキングがあれば、トップ5に入っていたのではないでしょうか?

初めに訪れたのは、旧水戸藩の藩校である弘道館です。1841年に徳川斉昭が開設した弘道館は、藩士とその子弟が学問と武芸を学んだ藩校で、正庁・至善堂という中心施設や正門は創建当時の建物が現存しています(どちらも重要文化財)。

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水戸藩で形成された歴史主義の政治思想は、「水戸学」として全国の藩校でも教えられ、吉田松陰や西郷隆盛をはじめとした幕末の志士たちに大きな影響を及ぼしました。また、「安政の大獄」によって幕府絶対主義を貫いた大老・井伊直弼を暗殺した「桜田門外の変」は、水戸藩脱藩浪士17名と薩摩藩士1名が起こした事件です。この事件を境に幕府の権威が失墜し、尊皇攘夷運動が激化する引き金になったことは有名です。幕末に勇躍する薩摩、長州、土佐、あるいは佐幕派の会津、新撰組などが表舞台で活躍しますが、その下地となる政治思想がこの地で醸成されたと思うと、水戸の凄みを感じることができます。

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しかし水戸藩はあくまで徳川家であり、瓦や畳縁には三つ葉葵の家紋が光っていました。

次に訪れたのは、日本三名園に数えられる「偕楽園」です。私は約25年前に兼六園(金沢)、約15年前に後楽園(岡山)を訪れたことがあるので、今回ようやく日本三名園を制覇することができました。

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徳川斉昭によって創設された偕楽園は、陰陽の調和を図る「一張一弛(弓を張ったり弛めたりすること)」の理論を実行する場として構想され、文武修行の場である弘道館に対し、修行の余暇に心身を休める施設として、藩内随一の景勝地に建設されました。早春には3000本の梅の花が咲きほこる偕楽園ですが、この時期は辺り一面の緑と、ピンクや赤に咲いたツツジの花が綺麗でした。

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園内には好文亭と呼ばれる木造の建物があります。文人墨客や家臣、領地の人々を集めて詩歌や養老の会を催した別荘建築です。昔の建物(空襲で全焼し、戦後に復元)としては珍しい3階建てで、外から見ると異様なプロポーションですが、3階の楽寿楼からの眺めは絶景でした。

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日本三名園である兼六園、後楽園が特別名勝(国宝と同格)に指定されているのに対し、偕楽園は名勝(重要文化財と同格)で規模もやや小さいことから、庭園としての人気はいま一つのようです。しかし近景の偕楽園、中景の千波湖(せんぱこ)や田鶴鳴梅林(たづなきばいりん)、遠景の山並みや太平洋を一望に収める景色は見事で、ビルなどの現代建築が視界に入らないのも最高でした。

水戸から西進して最後に訪れたのは、重要伝統的建造物群保存地区(以下、重伝建地区)の「真壁(まかべ)」です。

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真壁は中世以来、約500年間も真壁氏19代が支配してきた地域で、関ヶ原の役後に真壁氏が移封されて間もなく廃城になりますが、木綿、大豆、麦などの栽培が盛んで、織物業・醸造業が発達し、城下町から在郷町へと変化しました。また大正時代に筑波鉄道が開通すると、真壁の花崗岩が東京方面に出荷されるようになり、石材の町としても発展しました。今も見応えのある商家が多く建ち並んでいて、町の周辺には立派な長屋門が幾つも残っています。

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重伝建地区の選定は2010年と新しく、町並み保存に向けての合意形成には時間がかかったようです。現に、古い建物とそうでない建物が混在し、町並みとしての完成度はいま一つ。しかし逆に、価値ある建物を壊さないようにと、登録文化財制度を積極的に利用した結果、真壁町だけで登録文化財が99棟を数えます(重伝建地区内の建物はその約半数)。これは、一つの町村としては日本一の数だそうで、真壁町の御影石を使った石碑が各建物の前に据えられていました。

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月曜日ということもあって観光客はほとんどおらず、近くに香取神宮がある「佐原」とは大違いです。職人さんたちも町並みを隅から隅まで歩く気力は無いので、連れ回す訳にもいかず、皆が昼ご飯を食べている時間を利用して、一人で町の中を歩き回りました。実は昨日の佐原も、昨年の郡上八幡も同じパターンで見学時間を稼いでいるのですが、自分は三度の飯よりも町並みが好きなので、全く苦になりません(笑)

岸 未希亜

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2017年07月12日

横浜戸塚T邸 完成見学会の見どころ

今週末に見学会を開催する「横浜市戸塚区T邸」の見どころを紹介します。

建て主が初めて来場されたのは昨年の9月。奥様が材木屋に勤める知人から「木造の家を建てるなら神奈川エコハウスも見た方がいい」と言われたのがキッカケだったそうです。そしてコンセプトハウスで説明を聞きながら資料に目をやると、そこに見覚えのある名前を発見して驚いたとのこと。「岸 未希亜」という変わった名前に同姓同名は考え難いので、その日は私と顔を合わせずにそっと帰って行きました(笑)
彼は私の弟の友人で、サッカーを通じて友情を深めた小・中学校の同級生です。私にとっても小・中学校サッカー部の後輩に当たりますし、母親どうしもママ友以上の親しい間柄でした。そんな身近な存在だったので、彼は接触したら断れないと思ったようですが、私から電話をかけて「相談だけでも聞いてあげるよ」と優しく声を掛けました(笑)

建て主はまだ子供のいないご夫婦ですが、将来の子供部屋を用意すること、仏壇を置く畳のスペースが必要なこと、1階に多目的な使い方のできる部屋をつくることが条件でした。

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敷地は3方を家に囲まれた35坪の大きさですが、幸いにも南側に道路があるため、日照や採光の問題はありません。しかし夫婦で車を1台ずつ持っているため、狭い敷地に2台分のカーポートが必要となり、庭やウッドデッキをつくるスペースが取れません。このことがプランを決定付け、「空中デッキのある逆転プランの家」が誕生しました。

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1階の中央に玄関を設けた理由は2つあります。逆転プランの場合、1階には個室や水回りが集まるので、どうしても廊下が必要ですが、玄関が端にあると廊下が長くなってしまいます。逆に1階にLDKがある場合は、玄関が中央にあると空間が分断されるのでNGです。
もう一つの理由は、準防火地域の延焼ラインを避けるためです。防火仕様の窓も高額ですが、玄関ドアはさらに高額なので、2つある玄関を敷地中央に集めてコストを抑えました。アプローチやポーチも1つに集約され、経済的な計画と言えます。

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逆転プランのデメリットの一つが、寝室や子供室を1階にまとめると、子供がリビングを通らずに部屋に行けてしまうことです。そこで、1階には主寝室、多目的室、洗面・浴室、トイレを配置し、子供部屋は2階に上げました。また、多目的室から住居内を通らずにトイレに行ける間取りにしています。

一方、逆転プランのメリットは幾つもあります。

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一つ目は、リビングが2階にあるので採光・日照を得やすいこと。二つ目は、玄関、寝室、水回り等の小さな空間が1階に集まり、1階の壁が多くなるので構造的に強いことです。逆に2階の壁は1階より少なくても良いので、開放的なリビングにすることができます。また、屋根形状を利用した勾配天井等にすることで、さらに気持ちの良いリビングがつくれます。

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三つ目は、道路からの視線が気にならないことです。これは庭や外とのつながりが希薄なことの裏返しですが、1階にハキダシ窓等の大きな窓を設けなければ、防犯的にも安心感があります。四つ目は、キッチンが2階(最上階)にある場合は内装制限がかからず、ガスコンロを使っても壁や天井に木を張ることができる点です。リビング・ダイニングの天井と揃えて、キッチンの天井も杉板張りにしました。

先日、建て主の関係者を集めてオープンハウスを行いました。近所の親しい方、サッカー部の先輩、後輩など9組の方が来場され、建て主にも顔を出してもらってのお披露目会です。木の香りがする、梁が太くて迫力がある、2階の空間が気持ち良いなど、当社の住宅を知らない方々には新鮮な体験だったようです。
家具職人になっているA先輩とは32年ぶりの再会でしたが、彼は天井の隅や鴨居の溝や本棚の造り方など、ふつうの人が注目しない細部に目を凝らしていました。そして「大工もクロス屋も仕事が丁寧だ」とか、「職人の心がこもっている感じが伝わってくる」等、当社の家づくりに関わる職人の仕事を褒めてくれました。これは非常に嬉しい言葉であると同時に、一般の方は比較対象がないので分からない部分でもあります。そこで「来週の見学会にも来て喋ってくれませんか」とお願いしたのですが、断られました(笑)

皆様もぜひ、間取りやデザインや空気感と併せて、職人の丁寧な仕事を見に来てください。

岸 未希亜

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2017年07月06日

福井からの賓客

ちょうど1年前、エアサイクルの全国大会で福井に行った際に、当社と縁の深い「住まい工房」を訪問した話をブログに書きました。住まい工房については、当時の記事をご覧ください。
その住まい工房で設計チーフをされている山祐三さんが、私用で横浜に来られるということで、当社が建てた住宅を幾つか案内することになりました。平日ということ、半日で回らなければならないこと、設計のプロが見ること等から対象を絞り、隙のないぎゅうぎゅう詰めのスケジュールを用意しました(笑)

一軒目に訪問したのは、昨年末に完成した大磯の住宅です。私がエコハウスで設計した住宅としては59棟目にあたり、最近の事例として見てもらうのにちょうど良いお住まいです。先日、写真家と一緒に撮影でお邪魔したばかりでしたし、ご主人はお仕事中、お子様は通学と通園中なので、奥様にはご迷惑かと思いましたが、キラキラした笑顔で迎えていただきました。

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敷地は、角地で通りからのアイストップになるため、非常に目につく場所です。建物だけではなく、外構・庭を含めた敷地全体を「見られること」「周辺環境に馴染ませること」を意識して計画し、潤いのある優しい「場所」をつくることができました。ウッドデッキが広くかつ三段に分かれて下りていくため、庭との一体感が非常に強くなっています。また、庭から上がりやすいので、近所の子供たちが外からデッキに上がって来て「たまり場」にもなっているそうです。山さんからも、建物の色使い、建物と庭との関係を褒めていただきました。

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室内に入ると、玄関収納や建具、真壁と大壁の使い分け、眺めと風通しを考えた窓の位置、階段の位置とその周りの空間等、プロ目線で色々なコメントを頂戴しました。山さんが奥様に「この階段は何気なく出来ているけど、階段の設計は難しいんですよ」というような事を言われ、奥様も興味深く聞いていました。
この大磯の家は、「庭が近づく三段デッキの家」としてホームページの事例紹介に加わります。

次に行く前に、事前にご主人に教えていただいた大磯の「日日食堂」で昼食です。木造トラスの古い建物をリノベーションした雰囲気のある食堂で、野菜中心のヘルシーなランチをいただきました。

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二軒目は、約7年前に完成した平塚の住宅です。私がエコハウスで設計した1棟目の住宅で、住まいの教室等で何度も紹介していますし、何組ものお客様を連れてお伺いしているお住まいです。幼稚園のバスまでお孫さんを迎えに行くタイミングと重なってしまいましたが、ご夫婦の連携でいつもながらの温かいおもてなしを受けました。

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この家は「ステップフロアダイニングの家」と称して、ダイニングを一段高くしてあるのですが、そこは山さんにも珍しかったらしく、関心を寄せて見ておられました。キッチンと目線が揃うのはもちろん、ダイニングの勾配天井が低くなっていて居心地が良い、段差がとても利いているとの講評でした。また、天井には化粧垂木が並んでいるのですが、その垂木と漆喰壁の取り合いが全く空いていないことに驚かれていました。今まであまり注意して見ていなかった私も、改めて見て自分でも驚いたぐらいです。

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LDKのどこにいても窓から庭の緑が目に入り、住宅地とは思えない豊かな自然を感じられるのも、この家の良い所です。造り付けのソファーベンチに腰を下ろし、私も山さんもすっかり寛いでしまいました。福井からのお客様ということで、福井の話題を用意されていた奥様の心遣いにも感謝です。

三軒目は私の自宅です。久しぶりに人に見せるので、前日に自分も多少片付けをし、妻がさらに家を綺麗にしてくれました(笑)。3棟ともエアサイクルの家ですが、自宅だけは当社の標準的な仕様にとらわれずに仕上げ等を選んだので、外観も室内もかなり雰囲気が異なります。エコハウスの上品な雰囲気とは違った「遊び」の要素が多く、山さんもそれをいち早く感じて「意外やったねえ」という感想をもらしました。

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最後にコンセプトハウスにお連れして、弊社社長も加わっての意見交換をすると、時計は午後6時を指していました。大磯駅改札口でお迎えしてからあっという間の6時間でしたが、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。
山さんと私は同じ職場で働いた訳ではありませんが、吉田桂二という同じ師匠の薫陶を受け、私以上にその教えを実践されている良き先輩ですので、これからも刺激し合いながら良い仕事を続けていきたい、と改めて思いました。

岸 未希亜

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2017年06月30日

1年越しの作庭

昨夏に竣工した「敷地に馴染む「くの字」の家」が引き渡しから1年になり、1年点検に同行しました。竣工時、外構は主にカーポートとアプローチの工事にとどめ、庭は殺風景でしたが、庭師の藤木さんと建て主がじっくり計画を練って、約1年後の今月に南側の庭が姿を現わしました。

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道路が緩い坂になっているため、東側では敷地と道路の高低差はほとんどありませんが、南面は敷地が一段高くなっているので土留めが必要です。それをコンクリートやブロックで造るのが一般的ですが、自然石の石積みにすることで表情が全く変わりますね。使われているのは神奈川県の根府川石です。

これは、玄関アプローチから見た庭です。

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ポーチの前にシンボルツリーの百日紅(さるすべり)があって、庭の木々が遠くに見えるので遠近感が強調されています。家の中は見えないように格子壁で目隠しをしつつ、お庭は近所の人にも楽しんでもらおう、という住まい手の心が感じられます。外構や家の外観は、否が応でも近所の目に触れるので、自分だけのものと考えるのではなく、周りへの思いやりも大切ですし、住環境を整える責任もあると思います。
実際に、近所の人や散歩で前を歩く人からも大好評とのことで、藤木さんは早速お庭の仕事をいただいたとか(笑)。ショールームならぬショーガーデンといったところですね。

雑木と芝を組み合わせた庭の一角に、家庭菜園のスペースも用意されています。敷地の高低差を活かしながら大小さまざまな木が植えられ、家の平面が「くの字」になっていることもあって、庭の見え方も平面的ではなく奥行きが感じられました。

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家の中から見ると、これはもう絶景です。リビング、ダイニング、キッチン、和室、子供部屋、浴室のどこからでも景色を楽しめます。特に、ダイニングに座ってお茶やコーヒーを飲めば、カフェに行くよりも全然気持ち良く過ごせそうですし、ここで食べる食事も最高だと思います。

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奥様に話を聞くと、庭が出来るまでは道路からの視線をまともに受けるので、常にブラインドを下げて暮らしていたそうです。今でも、室内からは歩いている人の姿が目に入るのですが、昼間は外から室内はほとんど見えません。「これからはブラインドを上げても問題ないですよ」と言うと、奥様も外から家を見て確認していました(笑)

岸 未希亜

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2017年06月25日

大人の修学旅行2017前篇

昨年に続き、神奈川エコハウスと共に家づくりをしてくれている職人さんと小旅行をして来ました。昼は歴史的建造物を見て回り、夜は飲み会を行う大人の修学旅行です。
昨年は岐阜県と愛知県に遠征しましたが、今年は千葉県、茨城県という近場が選ばれました。私は藤沢に来る前、東京メトロ東西線沿線に住んでいたため、千葉県でも浦安、船橋といった辺りは馴染みがありますが、上総、下総の文化に触れた機会はほとんどありません。茨城県では古河市、つくば市に縁があった以外、サッカーの試合で水海道市、神栖市を訪れたぐらいで、同じ関東でありながら、両県について意外と知りません。

朝早く出発して、都内から東関東自動車道に入り、成田を通り過ぎて利根川のすぐ手前にある佐原香取ICで高速道路を下り、最初に訪れたのが古い町並みが残る「佐原(さわら)」です。

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佐原は今から21年前の1996年(平成8年)に、43番目の重要伝統的建造物群保存地区(以下、重伝建地区)に選定されました。重伝建地区は毎年その数を増やし、2017年6月現在、全国に114地区もあるのですが、関東には6つしかなく、佐原はその中で最古参の町並みです。

佐原は利根川河口に面した河港問屋町として発展しました。太平洋沿岸を北からやって来る船は、房総半島の南側を大回りするよりも、銚子港を経て佐原に入り、ここで川船に荷を積み替えて、利根川から江戸川を経て江戸に物資を運びました。そのため、利根川に注ぐ小野川に沿って問屋の家や蔵が並び、護岸の一部がところどころ切り取られて、「だし」と呼ばれる荷の積み出し場があります。
大きくうねる運河のような小野川と「だし」のある景観が「佐原」の特徴で、現在、テレビで流れている大同生命のCM(女優の波瑠が出演)は佐原で撮影されています。

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香取神宮の門前に至る香取街道の両側にも古い家が残っていますが、車の往来が激しいため、ここはゆっくり撮影することができません。

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香取街道と小野川が交差する所に「伊能忠敬」にちなんだ「忠敬橋」が架かっています。江戸時代に全国の海岸線を測量し、わが国初の実測日本地図をつくった伊能忠敬は、佐原の伊能家の婿養子になって家業を再興した後に隠居し、50歳を過ぎてから測量の道へ進んだそうです。そんな訳で、町の中にある伊能忠敬旧宅や伊能忠敬記念館も見どころです。
その旧宅の前に、橋の下から水が流れ落ちる「樋橋」がありました。江戸時代から300年近く農業用水を送り続けた大樋の名残で、その音を再現するために30分間隔で水が流れ落ちるのですが、非常に面白い光景でした。

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テレビCMに使われるような町並みが今日まで残っているのも、江戸時代から明治にかけての繁栄が大きなものだったことを物語ります。それにしても観光客が想像以上に多くて驚きました。

次に「東国三社」と呼ばれる、香取神宮、息栖(いきす)神社、鹿島神宮を回りました。
香取神宮、鹿島神宮の創建は非常に古く、神武天皇年代(紀元前7世紀)と伝えられ、平安時代に「神宮」の称号で呼ばれていたのは、伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮の三社だけだそうです。息栖神社は古くから「東国三社」と称されましたが、地理的な関係から鹿島神宮の摂社(本社に付属し、その祭神と縁の深い神を祭った社)とみなされていたそうです。

katorij1.jpg 香取神宮
katorij2.jpg 香取神宮拝殿
ikisuj1.jpg 息栖神社
ikisuj2.jpg 息栖神社拝殿

江戸時代には、関東以北の人々がお伊勢参りの後に東国三社を巡る「下三宮参り」を行う慣習があり、昔から篤い信仰を集めていました。三社の位置を結ぶと直角二等辺三角形になるとか、富士山を意識して建てられているとか、様々な説が語られているようで、「東国三社参り」のバスツアーがあるなど、現在も人気の観光コースみたいです。

kasimaj1.jpg 鹿島神宮

最後に鹿島神宮を訪れたのですが、臨時駐車場も含めてどこも満車でした。駐車場を探して神宮の周りを走るとおびただしい数の路上駐車があり、私たちも仕方なくそこに車を停めて神宮へ向かいました。香取神社と比べると異常とも言える人の多さに「何故?」という疑問が沸きましたが、鳥居を潜り、楼門の前まで来たところで理由が判明しました。

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茨城県牛久市出身の横綱「稀勢の里」がお目見えするとあって、地元のファンが鹿島神宮に押し寄せたのでした。鹿島神宮と香取神宮は、武神を祀る神社として武家から信仰され、現代でも武術方面からの信仰が強いのだそうです。この日に当たったのは運が良いのか悪いのか、15分ほど喧騒の中に身を投じて、奉納土俵入りの雰囲気を味わいました。ほとんど稀勢の里は見えませんでしたが(笑)

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しかし土俵入りは僅か1~2分のことなので、数分後には蜘蛛の子を散らすように人がいなくなり、神社本来の静けさも味わうことができました。(つづく)

岸 未希亜

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2017年06月18日

やってることは他の会社と同じに見えるけど、なにが違うの?

大盛況でした!"かながわ家づくりフェア"!

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こんにちは!神奈川エコハウス 住宅事業部の東駿貴です!

以前お伝えいたしました、横浜そごうにて開催予定の"かながわ家づくりフェア"

たくさんのお客様にお会いでき、とてもお話が弾む瞬間など慌ただしいこともございましたが、すっごーく充実した一日でした!

私は正午からの対応で入らせていただきましたが、すでに会場は来客で大賑わいです!

"どんなことしたの?"

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知って納得の「家づくりセミナー」というコンセプトのもと、家づくりのプロたち、また家づくりに関わる仕事のプロ達から家づくりの極意やコツなどを聞くことができる、体験も交えたイベントです!

当社の場合は、会社の仕様を説明したプレゼンボードや模型の展示を中心としたブースで、簡単にご説明のできる環境で出店しました!


"目の前を通る人をくぎ付けにしたもの!"

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アンケートを書いていただいた方に、コースターまたは、当社が掲載されている書籍をプレゼント!という企画でスタートしましたが、アンケート用紙が足りず、コピーしに行くというくらいの大盛況!

こちらは会社のロゴで切り抜いたコースター

上2列がヒノキ,下2列がスギ です!ヒノキがかなりの人気!

"ほかの会社となにが違うの?"

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訪れる方々のなかには、こういったご質問が多数ございました

◇やってることや見た目は他の会社と同じに見えるけど、なにが違うの??

お答えします!

◆「神奈川の木」を県内で一番使用、無垢材や自然素材を積極的に活用
◆設計力、木の見せ方へのこだわり
◆設計と施工の一貫性、大工を始め職人の丁寧な仕事

ざっくりですが、ここが重点です!

一番分かりやすくお伝えできる事例が、当社の隣にあります、コンセプトハウスを実際に見ていただく、実際の建物でのんびりと体感していただくのが一番良いと思います♪

そのほか、本社を会場として行う住宅に関わるセミナー、住まいの教室✎

当社の設計士が講師となって講演します!

実際、わたくし新入社員 東も就職活動真っ只中のとき参加をしましたが、わかりやすく丁寧に解説してくれました!

意外と知っておくといいかも!というのが初めての印象でした!

※住まいの教室は予約制です。


"当社のブースまで足を運んでいただき、本当にありがとうございました♪"

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気軽に話しかけてくださった方や、真剣にご相談してくださった方、いろんな方々と繋がるきっかけを今回のイベントでつくることができ、私自身も会社としても有意義な賜物でございました。

当社は独自に、定期的に見学会,イベント等を開催しております!こちらも随時、お知らせいたします。

今回の家づくりフェアへお越しになられた方、そうでない方も、少しでも神奈川エコハウスの家づくりにご興味がありましたら...なくても、ぜひ!ぜひ!お気軽に参加してみてください!!!

◆神奈川エコハウスの企画型住宅!湘南LO-CO
こちらも一度、見てみてくださいね♪

◆当サイトへのお問合せは次の住所/電話/メールアドレスから直接ご連絡いただいても結構です!
また、資料請求もこちらから行えます♪

神奈川エコハウス株式会社
〒231-0044神奈川県藤沢市辻堂太平台2-11-5

TEL : 0120-28-0054(フリーダイヤル)
FAX : 0466-33-5729
E-mail:info@k-ecohouse.co.jp

〈お問い合わせフォーム〉
https://www.k-ecohouse.co.jp/contact/

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2017年06月15日

大きな庫裡の上棟式

以前にブログで紹介したエアサイクル規格住宅「木-Lism」と、フォトコンテストで最優秀賞を受賞した「ペニンシュラリビングの家(多治見市)」。どちらも神奈川エコハウスの関連法人であるアースデザインオフィスで設計した住宅です。今回は久しぶりに、アースデザインオフィスの活動について報告します。

昨年は神奈川エコハウスの仕事と並行して、2タイプあるエアサイクル規格住宅「木-Lism」の実施設計と、曹洞宗寺院の庫裡(くり:住職家族の住まい兼、檀家の集会所)の実施設計という大きな仕事がありました。他にも、早川工務店の住宅2棟の設計(うち1棟の実施設計は今年)をさせていただき、忙しくも充実した日々を過ごしました。
その中でも庫裡は、2015年3月に打合せを始め、実施設計が完了したのが2016年7月。設計期間はのべ1年4ヶ月です。お寺の行事を避け、敷地を含めた申請等の手続きを経て、今年3月に旧建物を解体。先日、新しい庫裡の上棟式が行われたので、長野へ行って来ました。

新しい庫裡は、約125坪(1階が約92.5坪、2階が約32.5坪)の巨大な建物です。棟上げには大工や他の職人さん等15人が参加し、丸2日かけて行いました。私が訪れたのは式典を行う3日目だったので、すでに建物は建ち上がり、細かい作業や上棟式の準備が行われていました。

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今回は一般住宅ではなく仏教寺院の建物なので、仏式で上棟式を行います。しかも住職だけではなく、近郊のお寺から9人もお坊さんが応援に来て、大掛かりな式典を行うとのこと。大工さんも普段は一般的な住宅を手掛けることが多く、このような大規模な上棟式を行うのは稀だそうで、準備と並行して簡単なリハーサルや台詞の練習もしていました。

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夕方になると檀家さんや近所の方が集まり、工事関係者も列席して上棟式が始まりました。大勢のお坊さんが般若心経を唱える荘厳な雰囲気の中、列席者が焼香する際には、箱に入った幾つもの経典(恐らく「正法眼蔵:しょうほうげんぞう」)をパタパタめくりながら経を唱える様子が壮観でした。

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仏式の式典が終わると、外に出て上棟式特有の儀礼を行いました。初めに行われた「曳綱の儀(ひきつなのぎ)」は、2本の曳き綱で棟木を棟まで上げる儀式です。前述の参列者に加え、関係福祉施設の職員や子供たちも加わり、全員が左右に分かれて綱を持ち、棟梁の掛け声で綱を引きました。

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続いて行われた「槌打の儀(つちうちのぎ)」は、大工が棟木を棟に打ちはめる儀式です。棟梁の下からの合図で、屋根の上に登った大工が木槌を振り下ろしました。

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最後に行われた散餅散銭の儀(さんべいさんせんのぎ)は、いわゆる「餅まき」で、住宅の上棟式でも時々見かけます。足場に設けられたステージから、住職ご夫婦、檀家の役員、棟梁らがお菓子を撒き、参列者が群がる光景はお馴染みです。縁起ものなので、私も一つ拾いました。

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儀礼が終わると、本堂に場所を移して直会(なおらい)が行われ、住職、檀家さん、工事関係者が一緒になってお酒を飲んだり食事をして、改めて上棟のお祝いです。直会を終えて外に出ると、雨がポツポツ降っていました。上棟前日も雨だったそうなので、上棟の期間だけ雨が避けてくれたことになります。これも仏様のご加護ということでしょう。

その後はいつもの流れで、大工さん、職人さんと二次会、三次会へと繰り出しました。今回は、かつて何度も一緒に仕事をしたことのある大工さんと、7年ぶりに会って話ができたのも嬉しい出来事でした。

岸 未希亜

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2017年06月04日

ちょーっとご紹介します「湘南LO-CO」

こんにちは!神奈川エコハウス 住宅事業部の東駿貴です!

現在、建築中のロコハウスは4棟!今年4月に新入社員として入り、現場監督のサポートとして現場に行くことが多いので簡単にご紹介します♪ ...暑い(汗


大磯TMY邸 

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なにが良いって、鳥のさえずりと風になびく竹林の音!!!海も近いし山に囲まれて、これですよ!自然というのは!笑

ざっくり現在の進行具合をご説明しますと、少し前に"金物検査"という住宅検査がありまして、それが終わった後ですね!現場監督が随時、大工さんやいろんな職人さんと連携をとりながら現場の管理に専念しています!

そういえば!


最近、外部の防水確認のため、防水テープで気になる部分全部に貼っていました!小さな隙間をもすべて目を光らせています!ここまでしてくれると、住む側も安心しますね!

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鎌倉YSI邸 

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こちらは上棟が終わったばかりです!上棟というのが、柱・梁など骨組みができて、お家の頂上に位置する部材(棟木)を取り付けることです。何もない土台姿から一気に立ち上げてしまうので大忙しです!笑

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この日は「ほんまに5月か!?」と疑うくらいの猛暑!大工さんたち含め、みんな熱中症対策に気をつかいながら終わることができました!
暑さに慣れていない今が一番危ないので、みなさんも熱中症には気を付けてくださいね!

藤沢RSY邸

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こちらも先ほどと同様で、上棟が行われたばかりですね!各現場から大工さんたちが結集し、最高の晴天に恵まれるなかでスタートしました!たった一日で、建物の構造が全部できてしまうんです!

つまりは、こういうこと!!!

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柱をコンコン建ててー

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2階の柱もコンコンしてー

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屋根さん、こんにちは

ざっくりですが!こういうことです!笑


"まとめると"

土台から家のてっぺんまでを一日で建てる!ということですね!少々風がありましたが、無事終えることができました!


□湘南LO-COに、すこーしでもご興味のある方へ

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◆湘南LO-COの専用ページもございますので、下記リンクよりご覧ください♪

【湘南LO-CO】
http://www.lo-co-house.jp/

◆当サイトへのお問合せは次の住所/電話/メールアドレスから直接ご連絡いただいても結構です!
また、資料請求もこちらから行えます♪

神奈川エコハウス株式会社
〒231-0044神奈川県藤沢市辻堂太平台2-11-5

TEL : 0120-28-0054(フリーダイヤル)
FAX : 0466-33-5729
E-mail:info@k-ecohouse.co.jp

〈お問い合わせフォーム〉
https://www.k-ecohouse.co.jp/contact/


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2017年06月02日

今週のお花

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今日も快晴で暑いですね。この時期は運動会シーズンです。今週末も晴れそうで良かったですが、ここまで気温が高いと熱中症の方が心配です。水分はこまめに取り、運動会が良い思い出になるよう全力を出し切って、頑張ってください。

毎週末変わるコンセプトハウスのお花も、毎日花瓶の水を変えるのですが、この暑さではさすがに花が持ちません。
そこで今週から玄関には造花を、リビングにはプリザーブドフラワーを飾ることにしました。
プリザーブドフラワーってご存知ですか?
生花や葉を特殊液の中に沈めて、水分を抜いて作ったものです。
プリザーブドフラワーの長所は、水を与える必要がない、生きた植物と比べても遜色のない、瑞々しい質感と柔らかさがある、花粉アレルギーの心配が無く、病院での見舞い花としても使い勝手が良い、結婚式のブーケを挙式後にプリザーブドフラワーにして記念に残すなどなど、、、

日々進化している技術により、プリザーブドフラワーも造花も、生花と間違えてしまいそうな出来栄え。昔は、いかにも造花という花しかありませんでしたが。こんなことを書くと私の年を自分でばらしているようなものですね。

「今週のお花」のブログも、涼しくなるまで暫くお休みです。
今年も猛暑になるようですので、体調を崩さないよう気をつけて、また秋にお会いしましょう。

何時もブログを読んでくださって、有難うございました。

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2017年05月31日

雑誌掲載のお知らせ

来週、発売される「Home & Decor(ホーム&デコール)Vol.4」の特集は「読者が選ぶ、住みたい家のグランプリ」です。そこに、当社で建築した住宅も掲載されました。
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掲載されたのは、今年の2月に完成見学会を行った住宅です。当時のブログでも「見どころ」を紹介しましたが、特筆する点を改めて紹介します。

一つ目は、建て主が注いだエネルギーと観察眼です。建て主は数多くの工務店に足を運び、実際に話を聞いたり見学会に参加した中で、各社の長所と短所を見極め、夫婦で話し合って当社を選んでくださいました。その的確な会社批評がたいへん面白く、とても勉強になりました。

二つ目は、要望書が凄かったこと。A4用紙7枚にびっしり書かれた要望は、その文量も凄かったのですが、大切なポイントは5つに絞ってあり、その他の要望も写真付きで分かりやすくまとめられ、読みながら感心してしまう要望書でした。ほとんどの要望を叶えながら、芯のあるデザインになっています。

三つ目は、実家の敷地を分けての計画です。かつて祖父母が暮らしていた平屋を解体し、親世帯の横に家を建てるため、制約の大きい敷地条件でした。限られた面積や日当りを踏まえて計画するとともに、親世帯から敷地内の古桜が眺められるように配慮しています。

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敷地の制約から総2階の家になりましたが、水回りを2階に上げることで1階に余裕が生まれ、広々としたリビング・ダイニングを実現。間取りと架構が合致しているので、柱や梁の見え方も綺麗ですし、杉板を張った床や天井と漆喰壁のコントラストも綺麗です。建て主達ての希望で、当社で床に使うのは珍しい、節のある杉の厚板を張りましたが、思ったより節も気にならず、「杉づくし」の統一感がとても良い感じになりました。

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「住みたい家のグランプリ」のノミネート作品は、今号と次号の2回にわたって掲載されます。そして読者が同誌のホームページからエントリーナンバーで投票する仕組みだそうです。投票期間は7月15日~10月31日ですので、神奈川エコハウスを応援してくださる方は、よろしくお願いします(笑)

この住宅は、<親世帯と共存する杉の家>として、近日中にホームページの「事例紹介」に加わります。お楽しみに。

岸 未希亜

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2017年05月28日

僕の原点は関西にあり!

湘南と聞いて、とても大きな大海原をイメージ。サーフィンや江の島。自然豊かな鎌倉。砂浜には美女が...

申し遅れました!この度、神奈川エコハウスへ新入社員として参りました、東駿貴(アズマ トシキ)と申します。新天地、神奈川県を舞台に建築士の卵として、京都から渡って参りました。


"ボクがこの会社を選んだワケ"


s_s_FullSizeRender.jpgあらためまして、こんにちは!神奈川エコハウス 住宅事業部の東です!関西地方、京都より参りました!
関西区間に住んでいながらも、どうしてココを選んだのか...

工務店なんて日本全国、それどころか身近な地域に存在しています。京都に住んで京都の大学に通って、はるばる関西から関東に。それこそ京都だって伝統工芸や日本の文化に身近で、建築をやる分にはとっても刺激になることばかり。


そうなんです。京都もすっごくいいんです...笑


しかし僕自身、建築力の成長ともう一つ、人としての成長も目標にあります。それは周りの人間をどれだけ幸せにできるか。訪れるお客様に、来てよかった、会えてよかった、と思える人材になること。

神奈川エコハウスは熟練の経験を積み重ねてきた技術者の集合体です。最高の技術チームの中に新卒の自分が混じり、たくさんの刺激と人と出会う中で、自分の成長につなげられる。こう確信し、入社を決意しました!


"学生時代のあずまとは?"

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僕の出身は兵庫県の相生市!工務店で働く両親の姿をみながら育ち、建築士を取るために京都建築大学校へ進学。写真は、大学の卒業設計で製作した小学校です!
二十歳で二級建築士を取得し、就職活動を展開しました!


s_IMG_9452.JPG学生時代といっても、つい最近までだったので気持ちはまだ大学生です!笑
建築士試験の勉強、研究室での生活、これが一番の思い出ですね!

先生も混ざって、みんなで祇園祭り!

コンペの打ち上げでOBも交えて飲み会!

誕生日のメンバーがいたら、みんなでサプライズ!

賑やかすぎて財布にも影響が及ぶ研究室でした!

周囲の友達は、みんな建設業の世界で活躍しております!そんな恵まれた大学で念願の建築士を取ることができたこの場所は、僕にとって大きな原点となりました!たくさんの先輩後輩、一緒に学んだ仲間たち、人脈は最高の財産です! 

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いかにも!って感じ!笑↑


"出会える人、一人一人に感謝"

出会う業者さん、職人さん、みなさんからよく言われます。

"若いね!"


そうです、今の自分は若さだけが取り柄!仕事なんてすべて初めてのことばかりで、何にも知りません。
だったら元気なあいさつと誠実な応対で顔と名前を覚えてもらう。元気は若さの特権。これだけは常に意識していますね!

これからは現場での仕事が中心。たくさんの職人さん、施主様、そして一緒に働くスタッフの皆様へ常に感謝の想いをもって、成長していこうと決意しております!

楽して生きてこれたのは昨日まで
勝利することで全てが報われる

発想は柔軟に

行動は大胆に


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2017年05月21日

多くの笑顔のち寝顔

今年のゴールデンウィークは最大9連休となり、5/3~7は多くの人が5連休だったかと思います。そんな大混雑が予想される中、今年も友人家族とキャンプに行って来ました。昨年までは3年続けて山梨県早川町のキャンプ場に行きましたが、今年は群馬県長野原町北軽井沢のキャンプ場です。

高速道路の渋滞は5/3が下りのピークということで、案の定、中央道に合流する手前から圏央道は渋滞です。八王子JCTを過ぎると流れは良くなりましたが、関越道に合流する鶴ヶ島JCTと関越道も渋滞していたので、途中で一般道に下り、都内から一般道で来ていた友人家族2台と合流しました。渋滞の切れた花園ICから関越道に乗るも、その先の渋滞を避けて中里SAで再び一般道に下り、富岡ICから改めて上信越道に乗るという小刻み走行は、まずまず成功でした(笑)

今回訪れた「北軽井沢スウィートグラス」は、3万坪もある浅間高原の広大な敷地に、様々なタイプの宿泊施設や遊び場が用意されていて、普通のキャンプ場とは違っています。私たちは「ファイヤーサイドコテージ」という薪ストーブ付きのコテージに宿泊したので、テントを張って寝袋で寝るのではなく、お風呂やトイレも付いていて非常に快適でした。

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室内にミニキッチンと冷蔵庫があり、食材の保存や食事の下ごしらえもしやすくなっています。デッキにはBBQコンロがあるので、炭を使って火を起こし、定番の焼肉や、友人が家で仕込んで来てくれた焼き鳥を焼いて食べました。また、丸ごと一羽の丸鶏と野菜をたっぷり入れた鍋は、1時間かけてじっくり煮込み、美味しそうな出来上がりに(実際に美味でした)。

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子供たちの遊び場もいろいろあります。予約制のトランポリンがあったり、ツリーハウスのような小屋をブリッジで渡り歩くことができたり、落書きのできる黒板や幾つかの遊具もありました。私たちは柔らかいボールとバットを持って来ていたので、多目的広場で青空バッティングセンターを楽しみました。

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また、車で少し奥に入った「ルオムの森」という森林リゾートに「スウィートグラスアドベンチャー」がありました。自然の地形や樹木を活かして、森の中につくられた大規模なアスレチックコースで、以前にこのブログでお伝えした「フォレストアドベンチャー・小田原」の仲間です。小田原はディスカバリーコース(小学生以上かつ身長110cm以上)のみでしたが、ここはアドベンチャーコース(小学4年生以上または身長140cm以上)とディスカバリーコースの両方があり、妻と長女は友人母子とアドベンチャーに挑戦。私は次女と友人の子供の保護者として、ディスカバリーに挑戦しました。

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小田原のコースは、ジップスライド(高い木の上から滑車を使って長い距離を滑り降りるアトラクション)が8つもあって爽快でしたが、北軽井沢のコースは高所での移動アトラクションが多く、大人でも少し怖かったぐらいです。背の低い子供にとっては捕まるところがなく、命綱を両手で握りしめながら、一歩ずつ恐る恐る足を出す姿がとても健気で、胸が締め付けられる想いでした。

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3日目、軽井沢の中心部は混んでいるということで、友人お勧めの軽井沢アイスパークに行きました。ここは国際レベルの大会も可能な通年型のカーリング場で、国内最大級の施設です。

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カーリング初心者向けの体験レッスンもありましたが、GW期間中はすぐ隣りの屋外スケートリンクで子供向けイベントが開催されていたので、そちらで遊びました。冬はスケートリンクですが、夏はローラースケート場とフットサルコートとして利用される施設で、この日はフットサルコートの半分はミニテニスができるように改良され、他にもトランポリン等の遊具が置かれていました。リンク部分は様々な自転車や一輪車、スケートボード等が用意され、子供たちはぐるぐる回って遊んでいました。

さて、帰りも関越道は大渋滞だったので帰る時間を遅らせました。さらにサービスエリアで時間を調整して、渋滞が35kmから24kmに減ったところで再出発し、深夜0時過ぎにようやく帰宅。後部座席で熟睡している子供が羨ましく感じられた、GWのお出掛けでした。

岸 未希亜

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2017年05月10日

住まいの教室 「敷地」

「住まいの教室」は、2014年の4月から月1回のペースで開催している連続セミナーで、2017年4月からシーズン7が始まりました。毎回テーマを変えて授業をしており、第1回の基本セミナーは「家にまつわるお金の話&家づくりの進め方」で、正に家づくりの第一歩という内容でした。実例セミナーは「木を見せる住まい、木を見せない住まい」と題して、見た目の違いだけではなく、真壁造りと大壁造りの本質的な違いを比較して解説しました。

今週末に開催される第2回は、基本セミナーも実例セミナーも「土地・敷地」をテーマにしています。「敷地」は、家の設計や工事費に大きく影響する大切な要素ですので、2時間かけてじっくり説明します。
第一部は「失敗しない土地探し&設計者から見た土地選び」と題して、土地を探す時に気を付けること、不動産売買の仕組み、販売価格以外にかかる隠れた土地の費用、設計者の目線で見た避けたい土地など、不動産屋から得られる情報だけでは分からないポイントを解説します。

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新たに土地を購入する方にとっては、まさに必修科目です。また、すでに土地を持っていたり、現在の家を建て替える方にとっても、計画の参考にできる内容が多く含まれているので、聴いておいて損はないと思います。

第二部は「敷地の状況から生み出される住まい」と題して、敷地の大きさ、形、周囲の環境等によって家の形が決まることについて解説します。
郊外の広い敷地であれば、敷地の影響は小さく、要望に沿って素直に設計することができますが、住宅が密集する狭い敷地では、要望以上に敷地条件の方が大きな影響力を持ちます。そんな条件の悪い敷地では、「日照・採光を確保すること」が優先されるので、LDKを2階にした逆転プランの事例や、中庭を囲んだ町家型プランの事例を紹介します。

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その次に「窓から何が見える?何を見る」という切り口で、その敷地の長所を活かした事例を紹介します。山や海が眺められる、絵に描いたような好条件こそ滅多にありませんが、隣地が公園や畑だったり、隣の庭や街路樹が見えたりする「ちょっと恵まれた敷地」はあるものです。室内から景色を楽しめるように、その敷地に合った窓を設けることが、居心地の良さに結びつきます。

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土地を探している人も、土地を持っている人も、敷地と住まいの関係を学ぶ絶好の機会です。この授業を受ける前と受けた後では、家づくりが変わるかもしれません。ぜひ、ご参加ください。

岸 未希亜

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2017年04月28日

G・W中も休まず営業いたします。

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いよいよG・Wがスタートします。
神奈川エコハウスは、G・W中も休まず営業致します。
*コンセプトハウスは3日(水)も通常営業いたします。

コンセプトハウスは、新緑に包まれ、1年で一番気持ちのいい季節です。
ぜひ、ご見学にお越しください。
(コンセプトハウスは、湘南T-siteの目の前です。)

5月7日(日)までご来場の方に、当社が「設計・施工を美しくできる身近な工務店」として紹介されているモダンリビング226号をプレゼントいたします。


コンセプトハウスのご見学、新築・リフォームのご相談 etc.
皆様のお越しをお待ちしております。
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また、コンセプトハウスから車で15分ほどの場所で湘南LO-CO(28坪タイプ)の完成住宅も見学可能です。
この機会に「アースハウス」と「湘南LO-CO」当社の2つのシリーズを、1日でご見学されるのもよいのではないでしょうか。

藤沢市T邸 「湘南LO-CO」完成見学案内(28坪タイプ・2階リビング・ガルバリウム鋼板外壁)
http://www.k-ecohouse.co.jp/event/2017/04/t-11.html

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2017年04月27日

フォトコンテスト

全国で約300社が加盟しているフクビエアサイクルチェーンでは、毎年「エアサイクルの家・デザインフォトコンテスト」が実施されています。建築家・中西ヒロツグ氏を中心に審査が行われ、総合部門、外観部門、内観部門の各賞が発表されます。その中で金賞に相当するのは、総合部門の最優秀賞です。

古い話で恐縮ですが、2009年度は当社コンセプトハウスが最優秀賞を受賞。ちなみに当時は完成したばかりだったので、プロの写真ではなく、私が撮影した拙い写真で応募しました。

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翌2010年度は、神奈川エコハウス設計施工の「3つのスタディをもつ家(鎌倉市)」が最優秀賞。

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2011年度は、アースデザインオフィス設計・サン住宅施工の「太陽と風と共に暮らす家(浜松市)」が最優秀賞でした。

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応募者は別なのですが、設計としては実質3年連続の受賞となったため、以降は当社に対する審査基準が厳しくなったとか(笑)。それだけが理由ではないでしょうが、ここ4年間は出品した住宅が最優秀賞に届かなかったので、特にブログで紹介することもありませんでした。

そして迎えた今年(2016年度)の結果発表。最優秀賞は早川工務店施工の「ペニンシュラリビングの家(多治見市)」が受賞しました。設計はアースデザインオフィス(神奈川エコハウス)です。

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この住宅については、昨秋のブログで紹介していますので、詳しくはそちらをご覧ください。また、エアサイクルニュースという広報誌の裏面に、次のような中西ヒロツグ氏の講評が載っていたので、転載します。

「建物はシンプルな切妻屋根を組み合わせた、端正な佇まいの住まいです。写真を見た瞬間、神奈川エコハウス様のコンセプトハウスを連想させたので、もしやと思ったらやはり岸さんの設計でしたね(笑)。ただ岸さんのデザインに比べて良い意味で「ゆるく」感じるのは、早川工務店様の個性が入っているようで、その点に好感を持ちました。
プランは周囲からのプライバシーを確保するため、南側の庭を囲むように下屋を組み合わせ、屋根が取り付く部分を吹抜けとすることで、自然光が奥まで届く仕掛けとなっています。単純に考えるとL型プランになりそうなところを、ペニンシュラ(T型)プランにすることで、キッチンとのつながりが豊かになり、LDやスタディコーナーの開放感を生み出しています。
外部に使われている檜材は木目も美しく、塗り壁と羽目板との切り替えや、下端を水切り無しで納めているところにもデザインへのこだわりが感じられたため、最優秀賞に推薦しました。」

早川工務店(多治見市)とのコラボで建てた住宅は、これまでに6棟ありますが、こうして評価していただけると素直に嬉しいですし、早川工務店やお施主様にも喜んでいただけて良かったと思います。
一方で、神奈川エコハウスの応募作品2点も入選しました。「とっておきのキッチンを見せない家(藤沢市)」が総合部門・優秀賞、「総2階スタンダードモデルの家(平塚市)」が内観部門・優秀賞です。

phocon166.jpg とっておきのキッチンを見せない家
phocon167.jpg 総2階スタンダードモデルの家

来年も2~3点を応募予定ですが、ブログで紹介しなかった時は・・・暗黙の了解ということで(笑)

岸 未希亜

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2017年04月20日

春休み2017 後篇

3日目の午前、家族が友人宅で寛いでいる間に、一人で近くにある建築物を見に行きました。一つは「常滑陶芸研究所」です。この建物は、伊奈製陶株式会社(後のINAX、現LIXIL)の創業者、故伊奈長三郎が資金を出して建設したもので、設計は建築家の堀口捨巳(ほりぐちすてみ)です。

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堀口捨巳はモダニズムの建築家であり、日本建築や茶室の研究者としても知られています。堂々とした外観は、コンクリート打ち放しのモダニズム建築そのもの、と思いきや、近付いてよく見ると淡い紫色のモザイクタイルが貼られ、下の方は濃い紫色にグラデーションしていました。エントランスにも紫色のガラスブロックが使われていたりして、自分が抱いていた堀口捨巳のイメージと違って驚きました。建築家や建築を学ぶ学生らが度々見学に来るそうですが、一般の方が足を運ぶことは少ないでしょう。

もう一つはINAXライブミュージアムです。こちらの方が一般には知られた施設で、駐車場には車がいっぱい停まっていました。

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広い敷地に、世界のタイル博物館、窯のある広場・資料館、建築陶器のはじまり館、土・どろんこ館、陶楽工房などの建物があって、施設を見学したり、陶芸やタイルに親しむことができます。以前にも一度来たことがあるのですが、その時は無かった「建築陶器のはじまり館」と「テラコッタパーク」が面白かったです。

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近代建築の装飾に使われた実際のテラコッタが展示してあるのですが、横浜松坂屋本館(1934年)のテラコッタは、鉄筋コンクリートの梁ごと切断してあって迫力満点でした。

それでは、途中で立ち寄った「渋い観光地」を紹介します。往復に利用する高速道路(東名または新東名)から行きやすい名所を探し、初日に訪れたのが、愛知県東端部の新城ICから近いこの場所です。小学校の歴史で誰もが習う有名な所ですが、この写真でどこか分かりますか?

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馬の侵入を防ぐ馬防柵(ばぼうさく)が再現されているので、ピンと来た方もいると思いますが、正解は「長篠の戦い」古戦場跡です。ちなみに現地の資料には「設楽原(したらがはら)決戦場」「長篠設楽原の戦い」と表記されていますし、新東名高速道路のパーキングエリアも長篠設楽原PAです。設楽原は小川に沿った谷間の丘陵地で、私が想像していたような広い草原ではありませんでした。

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「長篠の戦い」と言えば、3000丁の鉄砲を用意した織田・徳川連合軍が、鉄砲隊を1000人ずつ3隊に分けて三段撃ちを試み、武田勝頼率いる騎馬隊を撃破したというのが通説です。しかし、史実や歴史家の考察はこの通説を「疑わしいもの」としているようで、正に「諸説あり」のようです。

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それでも約440年前に、織田信長、徳川家康、武田勝頼らがこの地で戦い、真田昌幸の兄2人(信綱・昌輝)がここで命を落としたことは間違いなく、歴史の重要な場所に立っていることは不思議な感覚でした。娘たちにも、歴史が少しは身近に感じられたと思います。

次に訪れたのは、近くにある「阿寺の七滝(あてらのななたき)」です。国の名勝、天然記念物に指定されているほか、「日本の滝百選」にも選ばれています。

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素朴な駐車場に車を停めて15分ぐらい歩くのですが、観光地らしい整備された歩道ではなく、自然な山道を歩く感じで良い雰囲気でした。本当に滝があるのか不安になる感じもありましたが、やがて道の突き当たりに滝が現われます。大きな滝ではないのですが、崖に沿って七段の滝になって流れ落ちているため、糸を引いたような美しさがありました。

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日本の滝百選は、日本全国から応募があった527滝を厳選して、1990年に選定されたものだそうです。リストを見ると名前を知っている滝は幾つかあるものの、滝にはあまり縁の無い私ですので、実際に見たことがあるのは日光の「華厳の滝」だけでした。ちなみに神奈川県では早戸大滝(相模原市)、洒水の滝(山北町)の2滝が選ばれていますので、新緑の季節に行ってみてはいかがでしょうか。

他に、往路では新城市大野(旧鳳来町)の町並み、復路では豊田市足助(旧足助町)の町並みを歩きましたが、長くなってしまうので、また別の機会にします。

岸 未希亜

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2017年04月12日

束の間の花見

昨年は暖冬の影響で、関東地方の桜はなかなか満開を迎えませんでしたが、今年は開花そのものが遅かったような感じですね。先週末も天気が悪く、お花見を企画していた人にとっては残念な週末になりました。私は会社の中で過ごすことが多いので、桜を見るのはランニング通勤途中の河川敷ぐらいですが、会社の近くを流れる引地川河川敷の桜も満開になり、とても綺麗です。

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しかし先日、打合せのために鎌倉へ行った時、近くにあるお寺の、立派な山門の向こうに桜が咲いていたので、ふらっと中に入ってみました。

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ここは浄土宗の七大本山の一つである光明寺です。浄土宗は法然を開祖とする鎌倉仏教の一つで、総本山は京都市東山区にある知恩院、東京都港区芝公園にある増上寺も七大本山の一つです。
光明寺は、江戸末期に建てられた大きな山門にまず目を奪われるのですが、山門が近づくにつれて柱と柱の間から見える景色に目が行きます。私も門の前まで来て、境内に咲き誇っている桜に気が付きました。

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小雨混じりの天気だったため、桜の色も少し沈んだ色に映りましたが、晴れの日に見れば鮮やかな薄ピンク色に包まれて、さらに綺麗なことでしょう。僅か10分間の花見でしたが、心が洗われるひと時でした。

岸 未希亜

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2017年04月06日

春休み2017 前篇

子供の春休みに合わせて休暇を取り、愛知県常滑市に行って来ました。
第一の目的は、妻の親友が暮らす新居を訪ね、2泊してのんびり過ごすことです。第二の目的は、もちろん子供たちを楽しませること。そして漸く三番目に私の希望を入れてもらい、渋めの観光地を幾つか見て来ました(笑)

常滑市は陶芸(常滑焼)とタイル(INAX)で知られていますが、近年は中部国際空港セントレアが有名です。藤沢から常滑までは、新湘南バイパスから新東名高速道路を挟んで知多半島道路を使うと、非常にスムーズに行けます。朝6時過ぎに出発して8時頃に藤枝PAで朝食をとり、途中で「渋い観光地」に寄り道しましたが、それは後篇でまとめてお伝えします。
そして16時頃には、親友の家に到着しました。木造の建物ですが、外壁にタイルが貼られているので重厚感があり、見るからに豪邸です。

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中央にはビルトインガレージがあり、木製シャッターと左官仕上げの壁が印象的です。タイルや土の仕事をしているご主人は、著名な左官職人の久住有生(くずみなおき)さんと知り合いで、この壁はそのカリスマ職人が手掛けたものです。一見すると要塞のような家ですが、タイルや左官の表情に温かみを感じました。

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室内はさらに見どころ満載です。リビング空間の広さ、全面窓の開放感、モダンな空間と家具、そして広々としたアイランドキッチンがあり、建築雑誌を見ているような雰囲気です。随所にタイルが使われていたり、和室にも久住さんの左官壁があって、常滑らしい素材感もありました。

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また、天井からスクリーンと映写機が下りて来て、テレビや映画が見られるようになっていて、娘たちは大喜びでした。自分が設計する家とは違い過ぎて、逆に面白かったです。

2日目。妻は親友と話もしたいし、ゆっくり過ごしたいということで、私が親友の娘2人とウチの娘2人を連れ出すことになり、三重県桑名市にあるナガシマスパーランドに行って来ました。子供たちが行きたがっていた遊園地なので、彼女らは大喜びですし、妻と友人も大喜びです(笑)

神奈川県に住む私たちには馴染みのない「ナガシマスパーランド」ですが、絶叫マシンが好きな人にとっては「東の富士急ハイランド、西のナガシマスパーランド」と呼ばれるぐらい有名な遊園地です。

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伊勢湾岸自動車道を西進し、名古屋港を過ぎて三重県に入ると、もの凄い規模と数のジェットコースター(正式にはローラーコースター)が左前に見えて来るのですが、思わず脇見運転をしてしまいそうな迫力でした。
中でも一番凄いコースターが、「スチールドラゴン2000」です。

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最高部高度97m、最大落差93.5m、最高速度153km/h、コース全長2479mは、いずれも2000年開業当時のギネス世界記録だったそうです。ファーストドロップと呼ばれる最初の絶叫ポイントは、97mの高さと93.5mの落差、傾斜角68度の信じられないコースで、下から見上げただけでも身の毛がよだちます。

また、日本初上陸の4Dスピンコースター「嵐」が、この3月に新登場ということで、長蛇の列にもかかわらず、娘たちは乗車しました。ジクザグに折れ曲がるコースを、レールから横にはみ出した座席が、前後に回転しながら下りてくる不可思議な乗り物です。

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ところが、今週(4月3日)その「嵐」が、地上30mの高さで緊急停止するという事故が起きました。行ったばかりだったことに加え、このブログを書くタイミングと重なった偶然に驚きましたが、15分間も宙づりになってしまった乗客は、さぞ怖かっただろうと思います。

木製コースターでは日本最大の「ホワイトサイクロン」も威容を誇っています。最高部高度42.4m、最高速度102km/h、コース全長1700mという数字もさることながら、白い木製トラスの美しさが目を引きました。すぐ隣の大観覧車から全景を見ることができますが、大き過ぎて画面に収まりません。

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また、大観覧車は高さが92mもあって、遥か遠くまで見渡せるのですが、前述の「スチールドラゴン2000」の最高到達点97mの方が高いということを知ると、改めて驚愕しますね。

とまあ、絶叫マシンのレポートを展開してきた訳ですが、実は私自身は一つも乗っていません。絶叫マシンが大好きな長女には、同じ新中学1年生と新5年生の友人姉妹と別行動をしてもらい、私はキッズタウンで次女と一緒に優しい乗り物に乗ったり、ふわふわドームで娘が遊ぶのを見ながら穏やかに過ごしていました。

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次女が大きくなって絶叫マシンに乗りたいと言い出したら、もう逃げ場がありません(笑)

岸 未希亜

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2017年03月28日

エアサイクルの家 木-Lism

新シリーズ「木-Lism」については、DMで紹介した程度で、まだまだ告知が足りていませんので、この場を借りて少し解説します。耳慣れない響きなので、「木-Lismって何だ?」と思われた方も多いと思いますが、先月のブログ「エアサイクル視察研修」で紹介した通り、フクビ化学工業が企画し、アースデザインオフィスで設計したレディ・メイド住宅です。
エアサイクルのHPに掲載するため、先日ちょうど取材を受けたところです。

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フクビエアサイクルチェーンに加盟している工務店は、全国に約300社あります。新築住宅を受注するのが難しい時代になっているので、工務店にとっては、今まで以上に設計力が求められる場面が増えていますし、エアサイクル住宅の施工棟数も延び悩んでいるのが現状です。また、一棟一棟違った注文住宅ではエアサイクルの効果を数値化しにくい、という意見もありました。そうした各社の想いを形にしたものが、この「木-Lism」です。

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住まいを考えるにあたっての理想的な姿は、その土地、そこに住む人に合わせたオーダーメイドだと思います。ところがオーダーメイドに加えて、素材や造りにしっかり手をかけると、どうしても低価格で提供することは難しくなります。洋服や靴、食品などを思い浮かべれば分かりやすいですが、私たちの日常生活は、安いモノと良いけれど高いモノとの狭間で揺れ動くことが多いのではないでしょうか。

「衣・食・住」の中で住宅は、「衣・食」に比べて断然金額が大きくなるため、理想を追求するのが容易ではありません。しかし、簡単に買い替えることができないからこそ、良いモノを選びたいものです。

そこで「木-Lism」をお勧めします。この家は設計が完了した「既製品」のため、間取りや形は自由になりませんが、構造や基本性能は確かですし、注文住宅と同じように、地域の職人が地域の材料に手をかけて造ります。また、エアサイクル工法によって暖冷房の負担が軽減され、快適性も向上し、木材が乾燥して長持ちします。その上で、仕上げを選んだり、食器棚・テレビ台・本棚・洗面台等の造り付け家具を加えることで、自分たちの好みにカスタマイズできる住宅です。

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kiLism4.jpg 撮影:山田新治郎

上は「木-Lism 第一号」の写真です。これは群馬県の会社が建てた住宅のため、当社が造る場合と仕上げ等が少し違いますが、間取りや空間は正にこのままです。
万能な間取りというのは無いので、もし間取りが気に入らなければ、「ごめんなさい」と言うしかありませんが、多様な地域、多くの工務店、多くの建て主に「選んでもらえる」ことを目指しています。そのためには対象をある程度絞る必要があるので、「子育てのある家」という括りで考えました。

子供のいないご夫婦、子供が巣立ったご夫婦、社会人になった「大人」と暮らすご夫婦など、「子育てのない家」には様々なケースがあり、暮らし方も十人十色と言えます。それと比べれば、「子育てのある家」は比較的似たようなライフスタイルと捉えることが可能で、最大公約数的な間取りも十分に成り立ちます。子育て家族にとって大切な、親子のコミュニケーションが図りやすい、そんな間取りを形にしました。

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間取りは大別すると2種類で、和室のある31.75坪の住宅と、和室のない31.0坪の住宅です。バルコニーの有無や、玄関が北西、南西、北東、南東の4パターンある等、合計40プランのバリエーションに展開するので、自分の敷地に合ったお気に入りのプランが見つかるかもしれません。

実例写真の住宅は、残念ながら簡単に見に行くことはできません。そこで、最初に建てていただく方には、期間限定モデルハウスとして1ヶ月間お貸しいただく他、3棟目、4棟目が完成するまでは、入居後にも時々見せていただく予定です。
そのお礼として、先着2組限定ですが、キャンペーン特別価格で提供することにしました。この面積、この仕様では破格のお値段となっていますので、興味のある方は詳細をお問い合わせください。

岸 未希亜

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2017年03月21日

卒業式

3月は「卒業」の季節です。先週は小学校で卒業式があり、私の娘も小学校を卒業しました。

卒業式では、前の席を取るために朝から並ぶ人が多いということでしたが、「早くから並ぶのは勘弁して」と言ったところ、思いっきり妻と娘の不評を買いました(笑)実際、早くも遅くもない時間に行ったのですが、確かに行列は出来ていたものの、そこそこ良い席を確保することができたので、ほっとしました。

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幼稚園の卒園式はここ6年で2度経験しましたが、小学校の卒業式は自分が卒業して以来です。現在、中学生や高校生のお子さんがいる方はご存知だと思いますが、「昭和の卒業式」と違うところが幾つもあって驚きました。昔の記憶が鮮明な訳ではありませんが、比較して見ていきます。

まずは座席のレイアウトです。昔は壇上で卒業証書を受け取り、校長先生も壇上で話をするのが普通だったと思いますが、これが全く違いました。
体育館の側面に演台を置き、その左右に教員と来賓の座席が用意されています。中央は広く空けておいて全体で「ロの字」になるように、卒業生は演台の反対側に横に広がって並び、在校生(5年生)は壇上を背中に、そして父母席は在校生の向かい側に配置されていました。

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卒業生以外の全員が着席すると、卒業生が壇上から一人ずつ下りて来て、父母席の近くまで来てから自分の席へ向かいます。これは観客(父母)を意識した演出だろうと思いますが、さながらコレクション(ファッションショー)のモデルのようで、見ている方も照れ臭かったです。

「卒業証書授与」の際には、証書を受け取る前に、卒業生が一人ずつ想いを言葉にして発表することになっており、演台の手前にはスタンドマイクが用意され、父母席に顔を見せて話しかけていました。将来の夢を語る子もいれば、中学生活への意気込み、両親への感謝など様々でしたが、「上手いこと言うな」と感心するメッセージもあって、思った以上に楽しめました。

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壇上に登って証書を受け取る方式では、わが子の後ろ姿しか見えませんので、演出過多だなとは思いつつ、親にとってはありがたい方法だと思います。

「呼び掛け」は、私が小学生の時もありました。6年間の想い出を台詞にして、卒業生が大きな声で発表するアレです。「グループで悪戦苦闘、鎌倉めぐり」、「みんなで団結した最後の、運動会」等、耳に残るフレーズが多くて、生徒にとっても記憶に残るイベントだと思います。

個人的に一番注目していたのは「卒業ソング」です。埼玉県の中学校教員が作曲、同校長が作詞したことで知られる「旅立ちの日に」が、最近の定番ソングとも言われていますが、この日に歌われたのは「さよならは言わない/作詞作曲:若松歓」という曲でした。これも心に残る曲で、しみじみとした気持ちになりました。

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それに対して5年生も、立ち上がって卒業生に言葉を贈った後に、「明日へつなぐもの」を歌いました。
さらに卒業生が5年生を励ますメッセージを送った後、秦基博の「ひまわりの約束」を歌いました。これは映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌なのでよく知られている曲ですが、歌詞もメロディも非常に響くものがあり、涙腺を緩くする良い選択でした(笑) 目を赤くしているお母さんも多かったです。

卒業生のほとんどが同じ中学に進むので、娘はケロッとしていましたが、子供の成長や節目の行事などを目の当たりにすると、自分の子供時代を思い出し、つくづく親の有難みを感じますね。

岸 未希亜

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