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2017年11月09日

木の科学的検証が面白い

木材関係の業者さんから送られてくるメールマガジンに、面白い情報がありましたのでご紹介します。

木の家は、安らぐ、いやされるなどと言われます。
当社のお客様でも、ぐっすり寝られるようになった。
風邪をひかなくなったという声を、たびたび耳にします。

その辺りを科学的に検証した内容が1冊の本にまとまって発表されたそうです。

「科学的データによる木材・木造建築物のQ&A」
http://www.mokushin.com/28houkoku/2016001qa.pdf
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林野庁の発行で、日本建築学会等に発表された論文が元になっているので、真面目に研究した結果です。
やはり、いろいろな効果は「気のせい」ではなく、「木のせい」ですね。

人への効果や環境への効果など多岐にわたり、とても面白いので、興味のある方はぜひご覧ください。
高橋

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2017年11月06日

ルヴァンカップ

先週のスポーツニュースと言えば、主役は野球の日本シリーズでしたが、JリーグのYBCルヴァンカップ決勝があったのをご存知でしょうか?YBCはヤマザキビスケット株式会社のことで、「ルヴァン」は同社がつくるクラッカーの商品名を指します。

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YBCの前身が、ヤマザキナビスコ株式会社だったことは知られていると思います。1970年に山崎製パン、アメリカのナビスコ、商社の日綿實業(後のニチメン、現在の双日)による三社合弁の製菓メーカーとして設立され、主にナビスコブランドの製品を日本で製造販売しながら、一方で日本オリジナルの商品も展開しました。前者はリッツ、チップスアホイ、オレオが有名ですし、後者はチップスターが有名です。
そのヤマザキナビスコは、昨年8月末でナビスコブランドのライセンス契約を終了し、社名を変更。リッツ、オレオ等は輸入品(中国産)という形で引き続きお店に並んでいますが、ヤマザキとは関係ありません。リッツに変わる新たな看板商品が「ルヴァン」であり、今年12月発売予定の「ルヴァンプライム」です。試合会場では、「ルヴァン」「ルヴァンプライム(見本品)」各1箱が入場者に配られていました。

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お菓子の話が長くなりましたが、YBCはJリーグ開幕前年に始まったリーグカップ戦の冠スポンサーとして、25年に渡って日本サッカーを盛り上げています。ちなみに私は、第1回大会の決勝(ヴェルディ川崎vs清水エスパルス)を国立競技場で見ました。「ヤマザキナビスコカップ」という名称が認知されて久しいのですが、昨年から「YBCルヴァンカップ」として生まれ変わっています。

今回、知人からチケットをもらえることになり、家族4人で「埼玉スタジアム2002」に行って来ました。もう16年前のことですが、日韓ワールドカップの前年2001年11月に行われた、日本代表の親善試合(日本vsイタリア。柳沢がゴールを決めてイタリアと引き分けたあの試合!)を埼玉スタジアムで見たことがあります。埼玉高速鉄道(東京メトロ南北線直通)の浦和美園駅から歩いて約15分。当時は都内からだったので、それほど遠くは感じなかったのですが、藤沢の自宅からは約3時間かかり、早くも疲労感(笑)

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駅からスタジアムまでの歩道には、過去24回の大会名場面が飾られていて、雰囲気を盛り上げていました。そして目の前には、宇宙船のような格好のスタジアムが出現。キックオフまで15分しかありません。

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よくある陸上競技場はトラックがあるのでピッチが遠く、臨場感に乏しいのですが、埼玉スタジアムはサッカー専用スタジアムなのでピッチが近く、劇場のように一体感のあるスタジアムです。最近ではAC長野パルセイロの長野Uスタジアム、ガンバ大阪の吹田サッカースタジアムが造られ、専用スタジアムも徐々に増えています。来年J1に昇格する湘南ベルマーレにも、いつか専用スタジアムを・・・

さて試合は、開始早々に川崎フロンターレが犯したミスからセレッソ大阪が先制。その後、Jリーグ屈指の攻撃力を誇る川崎がパスを何本も回して攻め込むのですが、大阪が守りを固めて決定機を作らせません。

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サッカーの試合を生観戦するのは恐らく15年ぶりでしたが、やはりテレビで見るのとは全然違って面白いです。サッカーはボールが無い所(テレビ画面の外)で様々な駆け引きや動き出しがあり、いつどこで攻撃と守備が切り替わるかも分かりません。リプレイ映像が無いので、片時も目が離せない緊張感もありますし、全体の動きを見ながら、ボールを追いかける感じは改めて良いなと思いました。

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試合は川崎の攻撃を凌ぎきった大阪が、終了間際にダメ押しの追加点を奪って勝利。ルヴァンカップ初優勝とともに、Jリーグ、天皇杯、リーグカップの主要3タイトルの一つを初めて手にしました。2000年、2005年のJリーグ最終節で優勝を逃したことがあるセレッソ大阪にとっては、悲願の初タイトルです。
敗れた川崎も、ルヴァンカップはこれで4度目の準優勝。さらに昨年は、Jリーグ、天皇杯ともにあと一歩で優勝に手が届かなかった悲運のチームです。
そんな訳で、試合前に娘から「どっちを応援するの?」と尋ねられてもはぐらかしていましたが、敗れてしまったとはいえ、川崎の魅力的な攻撃を見せられた後では、「川崎に勝たせてあげたかった」というのが正直な感想でした。

岸 未希亜

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2017年10月24日

お寺の中のレストラン

久しぶりに食事のレポートです。先日、3日しか違わない夫婦2人の誕生日を祝って、平日ランチに行って来ました。

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訪れたのは、鎌倉五山の一つ臨済宗建長寺派の浄妙寺。その境内を通り抜ける風変わりなレストラン「石窯ガーデンテラス」です。浄妙寺の駐車場に車を停めて(2000円以上の食事で2時間無料でした)、浄妙寺の拝観料100円を払って境内に入ります。境内を通り抜けて私道のような所へ出ると、その先に建っている洋館がレストランです。

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恐らく元々は隣の敷地だったようなので、浄妙寺の所有になって、境内を通る形になったのだと思います。事前に抱いたイメージは、「浄妙寺の庭を眺めながらの食事」だったのですが、レストランが「隣地の洋館」だったので、洋風庭園を見ながらの食事になりました(笑)

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1週間ずっと雨が降り続く中で、幸いにもこの日だけは晴れ、デッキテラスでの食事が叶いました。究極の晴れ男ぶりを発揮して悦に入っていたのですが、妻が膝かけを借りるほど肌寒かったのは誤算でした。
それでは、一緒に料理をご堪能ください。

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前菜は「平目のフリット。トマトドレッシング」です。ここは、2~3品から選択できるスタイルではなかったので、夫婦で別々の料理を頼むことができません。2品ずつ写真を撮れなかったのは残念でした(笑)

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パスタは「つぶ貝と釜揚げしらすのアーリオ・オーリオ。アンチョビ風味スパゲッティ」でした。アンチョビが効いていて、オイル系パスタにしては濃い目の味だったので、自分にはちょうど良かったです。

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肉料理は「足柄牛のロースト」です。足柄牛の柔らかさと旨味は、家族4人で食べに行くお店では味わえない美味しさでした。娘2人の顔が浮かび、心の中で謝りました。

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デザートは「モンブラン。焼りんごのアイス添え」です。よく買っている近所の洋菓子店に比べると、モンブランの甘みが強かったのですが、焼りんごのアイスは美味でしたし、秋らしい飾り付けも綺麗です。

表通りにも小さな看板があるとはいえ、寺の拝観料を払って境内を通り抜けて行くレストランにもかかわらず、次から次へと来店があるのに驚きました。私も鎌倉在住の方に聞いて行ってみたのですが、地元で暮らす方々が静かに過ごせる隠れ家的なお店なのかもしれませんね。
事前に席を予約するとコースメニュー限定となるので、他に選択肢はありませんでした。好きな物を選んで頼みたい場合は、並ぶことも覚悟して、予約なしで行く方が良いと思います。

岸 未希亜

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2017年10月21日

補助金・助成金・減税、活用しましょう。

知らない方も多いのですが、家を建てる時に使える補助金・助成金・減税措置等がいくつかあります。
うまく活用すれば100万円以上の補助金がもらえるチャンスもあるのですが、地元の木を使うことや断熱性能を上げるなどの条件があったり、会社の事務的負担が増えるので積極的に活用しない会社もあります。建てる方にとっては、当然使えるものは活用したいところです。

現在 当社のお勧めする補助金は「地域型住宅グリーン化事業」、この事業は国土交通省の管轄で、地域の工務店が造り、地域の環境にあった長期優良住宅を増やすための施策です。
地域の工務店が集まり、どのようなルールで家を造るか、共通のルールを提案します。その提案を評価し、グループの採択や割り当ての棟数が決定されます。
http://chiiki-grn.jp/
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今年度の採択グループと配分金額が発表され、弊社が幹事会社である「湘南プレミアハウス」も無事採択されました。実は昨年「湘南プレミアハウス」のグループは、参加している工務店数に対しての割り当て棟数割合が、全国一位でした。他のグループの話を聞くと今年もかなり良い割合で当グループに配分していただいたようです。
先日行われたグループの総会で、参加する各社への割り当て棟数も決定しました。
■長寿命(長期優良)型:100万円、 
■ゼロエネルギー型:165万円
□3世代対応住宅 加算:30万(上記に加算可能)
ここでは具体的な割り当て棟数は記載いたしませんが、これからの計画スタートでも、十分使える可能性がありますので、ぜひご活用ください。
詳細は、ぜひご来場いただき、コンセプトハウス等でお問合せください。

また、ほぼ毎年必ず使える助成金として、神奈川県産材の助成金があります。こちらの助成金は、県が直接行っているのはなく、神奈川県建築安全協会が行っている事業です。
県産材の使用量により、10~30万円の助成金となります。建物の大きさによりますが、柱と梁など構造材をすべて神奈川県産材とすると20~25万円で交付されるケースが多いです。
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もう一つあまり知られていない金銭的なメリットして、長期優良住宅の投資型減税があります。これは、住宅ローン減税を使わない人のための減税措置です。住宅ローン減税は、長期優良住宅でなくても使えますが、投資型減税は長期優良住宅または低炭素認定住宅で使うことが可能になります。
長期優良住宅では、延床面積1㎡当たり4380円の所得税減税が可能となります。住宅ローン減税は、住民税からも減税できますが、投資型減税は所得税のみです。また、減税ですのでその年に納める所得税の額を超えて戻ってくることはありませんのでご注意ください。控除しきれない金額がある場合には、翌年分の所得税額から控除されます。
120㎡(約36坪)であれば、4380X120=525,600円が減税される権利があり、2年間でそれ以上の所得税を払っていれば、上限金額まで減税されます。
http://sumai-kyufu.jp/outline/ju_loan/investment.html
長期優良住宅は、その他にも固定資産税の半額期間が2年延長されたりするメリットもあるので、金銭的なメリットも十分にあると思います。もちろん、認定住宅として国のお墨付きがもらえる安心感や、将来的な資産価値も上がるといった本来的なメリットもあります。
当社では、すでに180棟以上の認定実績があり、同規模の工務店ではトップクラスの数字だと思います。認定を受けると後々大変という話をして、積極的でない工務店もありますが、実際は通常の点検とメンテナンスを行っていれば、特に大変なことはありません。

建てるタイミングによって、使える補助金が変わってきますが、今は上記補助金すべてを並行して使える可能性がありますので、ぜひ、今のタイミングで計画スタートをご検討されてはいかがでしょうか。

11月11日(土)は「住まい造り&補助金相談会」が開催されます。
この日以外でも、コンセプトハウスにお越しいただければ、相談は可能です。
ご参加、ご来場をお待ちしております。

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2017年10月16日

展覧会「日本の家」

東京に行くことも滅多にない私ですが、先日、東京国立近代美術館で開催されている「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」という展覧会を見て来ました。美術品を運送したり、展示の設営などを仕事にしている建て主の方から、「岸さんにお勧めの展覧会ですよ」と教えてもらったからです。

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東京国立近代美術館は、武道館や科学技術館がある北の丸公園(東京都千代田区)内にあり、最寄り駅は東京メトロ東西線の竹橋駅です。私は東京在住・在勤の頃は東西線を使っていましたし、ツーキニスト(自転車通勤する人)時代の帰りのコースが、内堀通りから永代通りだったので、ちょうど東西線の真上を走っていました。そのお陰で、久しぶりの東京ながら、迷わず目的地に辿り着けました(笑)

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展覧会の内容は、「1945年以降の建築と暮らし」ということで、日本の住宅が大きく変わった戦後に焦点を当てて、住宅建築の変遷を見ることができます。日本の建築家56組による75件の住宅建築を、400点を超える模型、図面、写真、映像等で紹介しているため、子供や外国人にも分かりやすく、ローマとロンドンでの開催も大好評だったそうです。

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菊竹清訓「スカイハウス(1958年)」、吉村順三「森の中の家(1963年)」、篠原一男「白の家(1966年)」、東孝光「塔の家(1967年)」、毛綱毅曠「反住器(1972年)」、石山修武「幻庵(1975年)」、安藤忠雄「住吉の長屋(1976年)」等々、学生時代に雑誌で見ていた有名な住宅作品が並んでいたので、懐かしい感じがしました。スカイハウスの模型は特に格好良かったです。

建築家による意欲的な住宅作品が並ぶため、一般の住宅とは考え方も姿も違っていて、浮世離れしている感じもしますが、テーマごとに展示されていて面白かったです。建築を学ぶ学生らしき人のほか、平日の午前中にもかかわらず、意外に多くの人が見に来ていました。

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会期は10月29日(日)まで、残り2週間です。興味のある方は行ってみてください。

岸 未希亜

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2017年10月09日

「神奈川の木」を知るバス見学会について

10月22日(日)神奈川県産材の製材所2軒を訪問するバスツアーを開催します。
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1件目は、天然乾燥材を主に扱う製材所で、当社の専用木材ストックヤードもあります。大工が手刻み(手加工)で構造材を加工する場合も、こちらで加工作業を行います。
2件目は、人工乾燥材を主に扱う製材所で、昨年設備も更新され、最新の乾燥設備と製材機が導入されています。
昔ながらの製材と最新式の製材を比べてみると対照的でとても面白いです。一概に、どちらがいいとは言えず、それぞれに良さがあり、選ぶ方の捉え方によると思います。
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このバスツアーは、弊社が主宰する「神奈川の木で家をつくる会」のイベントで、毎年恒例のイベントとなっています。「神奈川の木で家をつくる会」は、弊社と関連する製材所や企業・職人を中心に構成され、2000年に発足されました。見学ツアーなど森林や製材を知るイベントや、神奈川の木を使った家造りの実践を通して、神奈川の森林への理解や県産材の利用促進を図っています。
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最新の木材自給率グラフを見てみると、2000年くらいが最低で19%くらいです。この時期に「近くの山の木で家をつくる運動」が起き、各地で国産材、特に地元の山の木で造ろうという活動が徐々に行われるようになってきました。その後、食べ物から「地産地消」という言葉が定着し、木材についても地域材を使うことの意義が見直され、使用量も急激に増えてきています。2016年のデータでは、34.8%まで回復してきました。
当初は、県産材なんて住宅に使えないと言っていた会社も、「地産地消」の考え方に賛同し、品質を確認して利用する会社が増えたことで、県産材の使用量も5倍以上に増えています。
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このような回復を支えてきたのは、よりよい品質を提供しようとする生産者と製材業者、材料を活かし丁寧に造った職人、そして「地産地消」の考え方に賛同し、家づくりを任せていただき、見学会等にもご協力いただいた建て主の方だと思います。
今後も、このまま右肩上がりの回復を継続していきたいところです。

そのためにも、みなさんに知っていただきたいのが、「神奈川の木」です。
見学ツアーは、緑あふれるあいかわ公園での昼食や服部牧場でのジェラートなど、お子様も楽しめる内容です。学べて、楽しめるイベントですので、ぜひ、お気軽ご参加ください。
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2017年10月03日

茅ヶ崎M邸 完成見学会の見どころ

今週末に見学会を開催する「茅ヶ崎市M邸」の見どころを紹介します。この家のタイトルは「二世帯のセミコートハウス」です。タイトルの通りに、二世帯住宅であること、中庭を囲んだ「コの字」型の住宅であることが特徴です。

敷地は8区画に分けられた開発分譲地のうちの2区画です。当然ながら元の敷地は非常に広く、そこに親世帯が暮らす母屋と貸家の2棟が建っていました。道路との接道長さは10mで、敷地の奥が広くなっている変形敷地ですが、道路との間には1棟の家と駐車場があるだけなので、道路からも敷地がよく見え、敷地からも道路がよく見える状況でした。

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当社は、両親との3世代同居型住宅も含めて、毎年のように二世帯住宅を施工してきました。「住まいの教室」が行われる前は、二世帯住宅セミナーを何度か開催したこともあります。そんな訳で、今回の見学会を前に、二世帯住宅について予習をしてみましょう。

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1.両世帯の関わり方の違いによる分類は以下の3つに分けられます。
①同居型(3世代同居)②半同居型 ③独立型

同居型は文字通り「同居」のため、基本的に寝室以外は共有になりますが、親世帯か子世帯のどちらかに、小さくてもプライベートリビングを用意してあげるのがポイントです。
半同居型は玄関だけ、水回りだけ、和室だけ、その複合等、両世帯で共有するスペースをつくることで建築費を抑え、かつ二世帯であることを積極的に楽しむスタイルです。
独立型は玄関やキッチンをはじめ、全てが2軒分あるので建築費は高くなりますが、生活リズムの違いを気にせずに暮らせるのがメリットです。そして将来は、空いた方の家を貸すことも可能です。

2.子世帯の属性による分類は、以下の2通りです。
①息子夫婦との二世帯 ②娘夫婦との二世帯

息子夫婦との二世帯は、すなわち嫁と姑(しゅうとめ)の関係です。2人いる「奥様」の独立度合いがポイントなので、「息子夫婦で同居型」となると、かなりハードルが高くなります。
娘夫婦との二世帯は、すなわち婿と舅(しゅうと)の関係です。2人の「主人」をいかに立てるかがポイントですが、同居型、半同居型、独立型の違いは、結局のところ母と娘の関係によって決まるでしょう(笑)

3.建物の構造による分類は以下の3つです。
①縦割り型 ②横割り型 ③分棟型

縦割り型は、2つの家を並べて建てて横でつなぐ形です。一面の壁が隣家に接した界壁になるため窓が取れず、方位によっては上手くいきません。両世帯とも庭が作れて外に出られるのがメリットです。
横割り型は2つの家を上下に重ねた形です。四方に窓が取れるので、採光・通風の問題はありませんが、2階には庭が取れず、1階は上階の物音が気になります。建築面積が小さくなるので、敷地が大きくない場合は必然的に横割り型です。
分棟型は2つに分けられる広い敷地が条件で、親世帯の家を残して子世帯が新築する等、現実にあり得る形です。建物は別でも、庭や外構を一体に計画することで、魅力ある二世帯住宅になる可能性があります。

今回の住宅は、1階が親世帯で2階が子世帯という「独立型二世帯・横割り型」です。1階に玄関が2つあり、その玄関どうしで行き来ができるため、半同居型の要素も取り入れています。
セミコートハウスにしたのは、周囲からの視線をまともに受けないためです。南側は3軒の家が並んでいて、そのうちの1軒は広いルーフテラスがあり、東西両面(西側は道路)からの視線も気になります。

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1階は中央が暗くなってしまうので、西側のウイングにLDKを配して東向きにしました。以前の家にあった大黒柱と雪見障子を再利用した一方で、輸入家具やモリスのカーテンを採用する等、大人の雰囲気を醸し出す空間になります。カーテン類は見学会には間に合います。

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2階は中央部分にLDKを配し、左右のウイングに寝室と子供室を分けました。2階の構造特性を生かした開放感のある2階リビング、回れる動線とL型キッチン、桧板張りの浴室は注目です。また、キッチンの壁タイル、モリスの壁紙、ブラインド・スクリーンの美しさも見どころです。

二世帯住宅を検討している方はもちろん、コートハウスやインテリアに興味のある方も、ぜひご覧ください。

岸 未希亜

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2017年09月26日

10月1日(日)西鎌倉完成見学会の見どころ

今週末10月1日(日)は西鎌倉で完成見学会が開催されます。
湘南LO-COの31.5坪タイプです。
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施主は湘南LO-COが5年くらい前にスタートした時から注目していただき、建てるならLO-COと決めていた方です。LO-COの良さを十分に理解しているので、その特徴を十分に活かした住まいが完成しました。
今回の見どころは、何と言っても吹抜けを中心とした解放感。
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吹抜けの部屋に面した建具を引き込むと、全体がワンルームの空間になり、2階にいても1階の気配を感じながら過ごせます。また、建具を開けることで、風通しも良く、東から午前中の光がLDKに射し込みます。
吹抜けのセンターに配置したシーリングファンは、空気の循環を促し室内環境を整えるとともに、家の中心を象徴的に表しているような存在です。

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最近は対面キッチンのご要望が多いのですが、今回は壁付けの配置を選択、キッチンで分断されることなく、LDKが一体の空間として利用できます。ダイニングテーブル、ソファなどの家具の配置は、生活しながらベストな位置を決めることができます。
その他の造付け家具もあまり造らず、施主が住みながらDIYで造ったり、必要なサイズのものを購入していく予定です。
当初から湘南LO-COでは、住みながら家を育てていくというコンセプトなので、ああしよう、こうしようと、実際の生活の中で、楽しみながら完成に近づけてほしいと思います。
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天井を見上げた写真では、スギ板がかなり賑やかな印象ですが、実際に人の生活目線では節などそれほど気にならない感じがすると思います。
板張り天井とクロス天井、板張りでも節あり、節無しなど様々で、これは好みがかなり別れるところです。また、LO-COの特徴の開放的な勾配天井と水平な天井も好みが別れるところ、実際の空間で体験してみると自分の好みもはっきりしてくるでしょう。
参考に、先週見学会のアースハウスのお宅の大きさ的には同じくらいの吹抜けも載せておきます。ちなみにこのお宅は天井もすべて漆喰で統一しました。とても、すっきりしています。
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ぜひ、いろいろな見学会に参加して自分の好みをご確認ください!
高橋

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2017年09月19日

雑誌掲載のお知らせ

現在、書店に並んでいる「Home & Decor(ホーム&デコール)Vol.5」に当社で建築した住宅が掲載されました。前号に続き、「読者が選ぶ、住みたい家のグランプリ」にノミネートされています。

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掲載されたのは、今年の1月と2月に完成見学会を行った鎌倉の住宅です。当時のブログでも「見どころ」を紹介しましたが、特筆する点を改めて記します。

一つ目は、自然を身近に感じられる間取りや窓の配置です。敷地は谷戸(やと:尾根に挟まれて谷が深く入り込んだ部分)と呼ばれる鎌倉特有の場所にあるため、背後に山が迫った自然豊かな環境です。開発分譲地で道幅が広く、風致地区の壁面後退制限もあって、一つ一つの区画にゆとりのある恵まれた住環境のため、道路側の開放感や北側の眺望を活かす設計が求められました。

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二つ目は、建築家の中村好文さんに思いを馳せて計画したことです。奥様が中村さんの住宅に好感を抱いていて実際に連絡もされたのですが、条件が合わずに断念することになったため、私の設計を中村さんに寄せてみようと試みました。
中村さんは「普通のいい家をつくる」と評される、建築家らしくない建築家です。建築家住宅は、とかくデザインが主張し過ぎて嫌味になりがちですが、中村さんは生活のリアリティを押さえた何気ないデザインで、住まい手に「緊張」を強いることがありません。その中村さんの生み出す空間や、遊び心を意識しながら設計したので、普段とひと味違った住宅になりました。

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三つ目は、ご主人にお任せした色使いです。美術大学を卒業しているご主人は、たいへん絵が上手で、見学会等に参加された時も、細部の納まりやデザインに目が行く、繊細な感覚をお持ちでした。私も中学生までは絵を描いていたので、色彩感覚には自信のある方ですが、今回ばかりはご主人の感覚に委ねました。
デザインを邪魔しないように、この家では建具も木の框戸ではなく、クロス・和紙を貼るフラッシュ戸を多用しているのですが、ご主人はほとんど色を付けずに白基調にされました。天井のほぼ全面が杉板で、壁とのコントラストが強いため、それ以上の色は不要と判断したようです。私も勉強になりました。子供室からダイニングを見下ろすための小窓が、唯一の差し色になっていて効果的です。

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「住みたい家のグランプリ」は、雑誌「ホーム&デコール」のホームページから、投票期間内(7月15日~10月31日)に誌面のエントリーナンバーで投票する仕組みです。エントリーナンバー09「親世帯と古桜をつなぐ、こだわりぬいた総二階の家」と、エントリーナンバー21「温かみと美しさが同居する空間、恵まれた自然環境にひらく家」が当社で建てた住宅です。神奈川エコハウスを応援してくださる皆様、投票をよろしくお願いします(笑)

この住宅は、<別荘のような普段着の家>として、近日中にホームページの「事例紹介」に加わります。お楽しみに。

岸 未希亜

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2017年09月13日

お住まい拝見

先週末に開催された「住まいの教室 第6回」は「オーナー住居訪問ツアー」でしたが、9組もの参加者に集まっていただき、たいへん盛況でした。完成見学会とは異なり、実際の暮らしのイメージが沸くと同時に、建て主のお話を聞けるということで、参加者の皆様にもたいへん喜んでいただけました。

最初に見学した「大磯の家」は、昨年の12月に完成見学会を行った住宅です。まだ竣工から1年経過していませんが、ブログ「福井からの賓客」にも書いた通り、6月にはホームページ用の撮影と、福井からのお客様をご案内させていただきました。今回で早くも3度目の頼みごとです(笑)

建て主のH様は、ご自身も計画前に「住んでいるお宅を見たい」とリクエストされ、今回と同じ「お住まい拝見」にも参加されました。アースデザインオフィスで設計した多治見市の家まで含めて5軒の家をご覧になった稀有な方ですが、「居心地のよい家」を実感として理解できたこと、オーナーの方々が当社の家づくりに満足していたことが後押しになったそうです。
そういう経緯もあって、今度は自分たちが、これから家を建てる人の助けになりたい、と快く引き受けてくださいました。

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朝の9時半過ぎに現地に到着し、H様にご挨拶をして家の中へ。住宅地に小型バスが停車しているので、近所の方は驚かれたことと思います。
ペレットストーブ、スタディコーナー、キッチンの食器棚、タイルを貼ったトイレの床など、目に入るものが色々あって、あちこちでお施主様や当社スタッフに見学者からの質問が寄せられました。脚立に乗って天袋の引戸を開けたり、和室の下に隠れている引出し収納を出したりしながら、H様の説明にも熱がこもります。
また、角地で目の前に南北の道路がある立地のため、風の流れを遮るものがなく、1階以上に2階が涼しくて皆さんも驚かれていました。

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後半はリビングに集まって、お茶を飲みながらの質問タイムでしたが、H様の話の一部を紹介します。

・以前に住んでいた賃貸住宅では、北側と南側の部屋で温湿度の差が大きかったが、この家はペレットストーブが届かない2階北側でも寒くない。冬は風呂上りに分厚い靴下を履いていたが、今は裸足で大丈夫。

皆さんが一番気になるのは「なぜ神奈川エコハウスを選んだのか」ですよね。

・自然素材を使って、湘南地域での家づくりに長けた実績のある工務店、という私(ご主人)の希望と、「この感じが好き」と直感で気に入った工務店、という妻の希望がシンクロしたのが神奈川エコハウスだった。

・他社でもプランを作ってもらったが、岸さんに描いてもらったプランを持って敷地に立った時、間取りや室内からの景色など、敷地の特性が本当にうまく生かされていると感じた。

・これは選んだ後の話ですが、現場を見る機会が度々あり、各職人さんが他の職人さんや現場監督の仕事を尊重していて、自分も手を抜けないと言っていたこと。良い家ができると嬉しい気持ちになった。

出来すぎた話に聞こえますが、台本も事前の打合せもありませんよ(笑)

次に見学した「平塚の家」は、所有地の一部を切り取った限られた敷地のため、総2階のシンプルな形の建物ですが、コンセプトハウスの雰囲気を取り入れた南の大きな開口部、吹抜け、ウッドデッキが印象的な住宅です。
建て主のD様も、車で5分ほどの距離にある「ステップフロアダイニングの家」を見学され、そこで話が盛り上がりました。その家にあるダイニングの造り付けベンチを気に入られ、この家に再現しています。

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こちらも、前半は思い思いに気になる場所を見ては、あちこちで具体的な内容の質疑応答があり、後半はリビングに集まって、お茶を飲みながらの質問タイムでした。D様の話の一部を紹介します。

・神奈川エコハウスのコンセプトハウスに行った時、6月にもかかわらず、室内が快適なことに惹かれた。無垢材等の自然素材をアピールしている会社は山小屋風の家が多い中で、モダンな印象があった。

・契約前の段階で、営業・設計の方が強引にお勧めしてくるところがなく、とても信頼できた。それだけ、この会社は自信があるのだなと確信できた。

・夏は涼しくカラッとしていて、ジメッとした感じがしない。特に梅雨の時期のイライラが軽減される気がする。冬は、あれ?今日は寒くないのかな?というくらい暖かい(床暖房あり)。

また、D様の奥様から以前に伺った言葉を紹介します。
「見た目の派手さはないけれど、ジワジワ実感する良さがある。シンプルなものは長く飽きることがなく、時代を超える。究極のおしゃれだと思う」

神奈川エコハウスがつくる家を、とても上手く表している言葉だと思って気に入っています(笑)

岸 未希亜

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2017年09月07日

サッカー日本代表

一昨日に行われた、ロシア・ワールドカップのアジア最終予選「日本vsサウジアラビア」の試合はご覧になりましたか?
「えっ、先週の日本vsオーストラリアじゃないの?」という声が聞こえてきそうですね。勿論、オーストラリア戦もキックオフに間に合うように帰宅して、夕飯を食べながらテレビ観戦しましたが、深夜2時半キックオフのサウジアラビア戦も、しっかりライブ観戦しました。

オーストラリア戦は、普段あまりサッカーを見ない人もチャンネルを合わせるぐらい注目の大一番でした。ご承知のように、試合はオーストラリアの拙攻もあって日本が2-0で勝利し、6大会連続6度目のワールドカップ出場を果たした訳です。

footjp171.jpg 朝日新聞9月1日朝刊より

一方のサウジアラビア戦は、日本にとってはW杯出場を決めた後の消化試合で、放送時間も深夜2時半ですから、見る人がほとんどいないのも当然です。しかしコアなサッカーファンとしては、オーストラリア戦の結果に浮かれることはできません。翌日が水曜日(休み)だったから出来たことですが、日本代表の現在地を確認する必要がありました(笑)

サウジアラビア戦のスターティングメンバーは、オーストラリア戦のような意外性がなく、MFは離脱した長谷部の代わりに柴崎が入って、アンカーの位置には山口という予想通りの布陣。FWはトップに岡崎、左右に原口と本田という実績のあるメンバーでした。底上げのためには、FW杉本、武藤、DF三浦、GK中村など、もっと新しいメンバーを試せば良いのに、と思ったぐらいです。
オーストラリアがタイに勝ったため、サウジアラビアは日本に勝たなければいけない状況となり、6万人の観衆で埋まったキング・アブドゥラ・フットボールスタジアムは完全アウェイの雰囲気です。

前半は、守備で奪ったボールを柴崎が良い位置で受けて前を向く場面が多かったものの、狙いや連係が不十分で決定的なチャンスに至りませんでした。岡崎は大迫のようにタメが作れず、本田は全く良いところが無かったので、岡崎の代わりに大迫、本田の代わりに久保が出ていれば、得点が入っていたかもしれません。
後半になると、選手交代もあってサウジアラビアが攻勢を強め、日本が守勢に回る時間が増えます。DFの吉田が何度か危なっかしいプレーを見せ、川島が左足で決定的なピンチを防ぐ場面もありました。そして後半18分、中央からパスを繋がれて遂に失点。そこから杉本、久保を投入して反撃を試みるも、1点を守りに入ったサウジを前に効果的な攻撃が繰り出せず、そのまま試合は終了しました。

オーストラリア戦しか見ていない人は、「日本は強い」と思ったかもしれませんが、サウジアラビア戦を見た感想は「日本はもろい、このままではダメ」です。最終予選の結果を見ても、A組1位の日本は勝ち点20、2位のサウジアラビア、3位のオーストラリアはどちらも勝ち点19で、たった1点の僅差でした。一つ間違えば3位でプレーオフに回った可能性もあったのです。

footjp172.jpg 朝日新聞9月7日朝刊より

ところで、いつの頃からか日本人の好きなサッカーは、「ショートパスをつないでボールポゼッション(保持率)を高め、ショートパスのコンビネーションで相手を綺麗に崩して得点すること」になっています。ブラジルへの憧れが強かったせいでしょうか、私もそういうサッカー観で育ちました。
しかし、3年前のブラジル・ワールドカップで「自分たちのサッカー」は無残に散りました。今のところ日本には、厳しい圧力を受けても平然とパスを回せる技術・戦術が備わっていないからです。

専門家の間でも議論の的になる話ですが、「日本人の好きなサッカー」と「日本代表に向いているサッカー」は同じではありません。過去を振り返っても、アジア予選ではボールを支配した主導権を握る戦いができても、世界の強国を相手にするとそれができません。結果を残した南アフリカ大会は、組織的な守備からのカウンターが奏功しました。
ハリルホジッチの戦術も、相手にボールをもたせておいて、厳しいディフェンスからボールを奪い、手数をかけずにゴールを狙うというものです。ただし日本には、味方の力を借りずに独りで突破して得点できるメッシのような選手はいないし、これからも出そうにないので、3~4人が絡むコンビネーションを磨くことは必要です。それが、日本の生きる道だと思います。

footjp173.jpg 朝日新聞9月7日朝刊より

ハリルホジッチは、予選を通じてメンバーや布陣を固定せずに戦いました。来年6月の本大会でどんな戦術を見せるか、誰がスタメンを飾るか分からないところも注目です。サッカー好きの人には共感してもらえると思いますが、自分が選ぶベストメンバーを想像するだけでも、楽しいものです(笑)

岸 未希亜

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2017年08月31日

九州の夏休み 佐賀篇

旅行に際して妻からの希望は「温泉に入りたい」ということでした。岐阜県に行く時も同様の希望があり、草津温泉、有馬温泉と並ぶ「日本三名泉」の下呂温泉に行きましたし、箱根や伊豆も大好きです。
九州には別府温泉、湯布院温泉、黒川温泉という人気抜群の温泉もありますが、授業で習うことの多い「長崎」に子供たちを連れて行きたかったので、今回は「日本三大美肌の湯」に選ばれている佐賀の嬉野温泉(うれしの温泉)を選びました。

室町時代から言い伝えられている日本三名泉とは異なり、「日本三大美肌の湯」は日本温泉研究所と温泉評論家の藤田聡さんという人が定義したもので、他の2つは島根県仁多郡奥出雲町の斐乃上温泉(ひのかみ温泉)と栃木県さくら市の喜連川温泉(きつれがわ温泉)だそうです。「にっぽんの温泉100選」というランキング(観光経済新聞社)があるのですが、嬉野温泉こそ毎年ランクイン(2016年度は25位)しているものの、他の2つは毎年ランク外です。そうした知名度の低い温泉でありながら、現代の温泉専門家が選ぶ「三大美肌の湯」であることを考えると、皆さんも行ってみたくなりませんか?

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嬉野温泉ではこの旅一番の贅沢をするつもりで、旅館「萬象閣敷島」に泊まり、少しでも長く過ごすために午後3時過ぎにはチェックイン。妻も娘ものんびり寛ぎモードでしたが、自分はウエルカムデザートを食べてシャワーで汗を流すと、長崎の時のように一人で外出しました。目的地は車で40分ぐらいかかる佐賀県鹿島市の肥前浜宿です。

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ここは「浜中町八本木宿」という醸造町と、「浜庄津町浜金屋町」という港町・在郷町が国道と川を挟んで接していて、そのどちらもが重要伝統的建造物群保存地区(以下、重伝建地区)に指定されています。嬉野温泉から近いことは調査済みでしたし、一度に2ヶ所行ったことになる美味しい町並みです(笑)

前者の町並みは、長崎街道多良往還(多良海道)の宿場町であり、塗屋造りの家や土蔵が多く残る醸造町です。佐賀鍋島藩が定めた酒造株仲間制度が明治4年に廃止されると、新しい造り酒屋が増え、最盛期には十数軒を数えたそうです。現在も営業している酒屋がいくつかあり、通称「酒蔵通り」と呼ばれています。昔の写真を見ると、白壁が剥げ落ちた家や電柱・電線がありましたが、2006年の指定から11年が経ち、白壁の補修や電線の地中化が進んで、非常に見応えのある町並みになっていました。

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後者の町並みは、旧多良海道沿いの町並みと、有明海に面した河口の港町(佐賀鍋島藩の外港)としての顔があります。重伝建地区としての範囲は狭いのですが、街道沿いにも、そこから入った小路と水路沿いにも「くど造り」の茅葺き民家が残っているのが特徴です。くど造りとは、茅葺屋根がコの字型になった面白い姿で、佐賀平野では広い範囲に分布しています。

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夏至の直後だったとはいえ、町を歩いたのが17時前後だったので、西日が逆光になったのは残念でした。

町並みを見た後は、予約した食事の時間前に宿に戻り、さっと風呂に入ってから夕食です。個室になっていたので、家族だけでリラックスしながらコース料理を味わいました。

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翌朝は一人6時前に起きて車で外出し、肥前浜宿にも近い嬉野市塩田津の町並みを歩きました。早朝に一人で行動するのは新婚旅行以来かしれません。その時はベネチアのホテルに泊まっていたのですが、ツアーの旅程ではとても町全体を見られないので、薄暗い時間から外に出て一人で歩き回ったのです(笑)

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さて、塩田津も2005年に選定された比較的若い重伝建地区で、改修中の町屋も見られました。ここも長崎街道の宿場町に加え、有明海の干満の差を利用した川港として発展したのですが、塩田川による水害の多発等によって江戸後期から街道が武雄・嬉野方面に迂回し、宿場町としては役目を終えました。しかしその後も川港・商家町としての繁栄は続き、大規模な商家が今日まで残っています。町家の特徴は、入母屋造り妻入り桟瓦葺き土蔵造りの建物で、「居蔵屋(いぐらや)」と呼ばれています。

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商家の裏側には川が流れているのですが、川に向かって敷地が下がっていて、川沿いには広い荷揚げ場があります。多くの物資がここで揚げ降ろしされていたことを、ふと想像しました。

この後、福岡県の大牟田に直行して法事とお墓参りをしました。全員集合とはいきませんでしたが、三世代20人が久しぶりに顔を合わせ、祖父母のことを思いながら、想い出話に花を咲かせました。

岸 未希亜

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2017年08月28日

九州の夏休み 佐世保・有田篇

この日は、長崎市から車で1時間半以上かかる佐世保市のハウステンボスへ行きました。ハウステンボスは1992年に開園し、経営が破たんした後、現在はエイチ・アイ・エスの子会社となって復活したリゾート施設です。開園当時、ここまで大規模にオランダの町や風景を再現するテーマパークに違和感を覚えた記憶はありますが、来るのは初めてでした。実際に足を踏み入れてみると、風車や運河の風景、本物そっくりな町並みは見事と言えば見事で、ディズニーリゾート以上に建築費がかかっていると思いました。

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様々な遊技施設やアトラクションもあるのですが、暑い時期だったので、私たち家族の目的は水遊びです。長女は海上ウォーターパーク(エアマット等で海の上につくったアスレチック:小学4年生以上)で遊びたいというので私が同伴し、次女は妻と一緒に、年齢制限のない水の王国・大プールで遊びました。

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海上ウォーターパークはテーマパークゾーンから外れたヨットハーバーの一角にあり、水深も深いのでライフジャケットを着ます。気を付けていても何度か海に落ちてしまい、しょっぱいやら目が痛いやらで散々でした。

翌日は佐世保港を左に見ながら九十九島(くじゅうくしま)へ。佐世保港は明治22年の開港以来、米海軍が駐留しているため、港には灰色の軍艦が停泊し、横須賀港の雰囲気に近い感じでした。ところが半島を挟んだ反対側は全くの別世界です。九十九島は大小208もの島々が点在する多島群の総称で、「九十九」は数えきれないほど沢山の島という意味です。空も海も青く、ため息の出る絶景でした。

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団体旅行の中国人グループがやって来るのと入れ替わりだったので、絶景をバックに家族写真をゆっくり撮ることができてラッキーでした。踊る授業シリーズ「本能寺の変」で有名なエグスプロージョンはご存知ですか?彼らの動画「地理授業編・九十九島」があるので、興味のある人はどうぞ。

次は長崎県の平戸に行こうとも思ったのですが、時間がかかり過ぎるので断念し、佐世保からも近い佐賀県の有田(ありた)に行きました。約400年前、朝鮮人の陶工によって磁器の原料となる陶石が発見された有田は、日本の磁器発祥の地、日本を代表する磁器の産地として知られています。
町の中にある独立支援工房「赤絵座」で絵付け体験ができるということで、妻子を工房に残して、私は重要伝統的建造物群保存地区に選定されている有田の内山地区を歩きました。

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有田には一度来たことがあったのですが、改めて町並みを見て感心することがありました。それは昭和初期に国道を拡張した際、主屋を後退させたり建替えたりして、姿を変貌させながらも有田らしい町並みを残していることです。他所では国道がバイパスになることで、旧街道が保存しやすくなっている例が多いのですが、ここが磁器の町としていつまでも現役である証と言えます。バス停の地図やトイレの便器も有田焼でした。

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裏の小路に見られるトンバイ塀も特徴です。トンバイ(登り窯を築くために用いた耐火レンガ)の廃材や使い捨ての窯道具を赤土で固めた塀で、焼き物の町である有田らしい景観です。

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ここで有田焼、伊万里焼について簡単に解説します。有田で作られた磁器は伊万里港から積み出ししていたため、有田に限らず肥前(佐賀県・長崎県)の磁器は全て「伊万里」と呼ばれていました。そして陸上輸送になった明治以降、「有田焼」「伊万里焼」と実際の産地で区別されるようになったそうです。

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1650年頃までに作られた「初期伊万里」は、素地が厚く染付(そめつけ)のみの素朴な磁器ですが、1640年代から色絵(いろえ)が始まり、「柿右衛門様式」「金襴手様式」などの装飾的な磁器が生まれました。さらに、中国の政変によってヨーロッパの王国貴族の間で人気だった中国の磁器(景徳鎮)が輸入できない事態となり、オランダ東インド会社は有田で作られた「伊万里」を海外へ輸出しました。有田では国内向けの磁器とは別に、西洋の顧客に向けた磁器も生産され、ヨーロッパで大人気となったそうです。
また、佐賀鍋島藩は「伊万里」の製造技法が流出しないよう、窯場を限定し、代官所を設けて人の出入りを監視しました。さらに将軍家・諸大名への贈答品など、採算を度外視した特別品を製作する藩の御用窯は、情報漏洩を防ぐために有田から山間の大川内山(おおかわちやま)に移して生産。これを「鍋島様式」とか「鍋島焼」と呼びます。
これら江戸期を中心に生産された歴史的、骨董的価値の高い作品を「古伊万里」と呼び、日本だけでなく海外でも高く評価されているのです。私たち庶民には縁の薄い話ですが(笑) つづく

岸 未希亜

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2017年08月24日

「アースハウス」「湘南LO-CO」の違い

当社には、完全注文住宅の「アースハウス」と企画型注文住宅の「湘南LO-CO」、2つのシリーズがあります。
完全注文住宅「アースハウス」は自由設計なのですぐに理解できると思いますが、見学会の案内等で「湘南LO-CO」とあるけど、何が違うのというご質問を受けていますので、大きな違いをご説明したいと思います。

本物の木や自然素材の良さを活かし、健康に暮らせ、年月を重ねるごとに味わいを増していく手造りの住まいという基本的な考え方は全く変わりません。
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「アースハウス」がスタンダードシリーズです。
「アースハウス」は、どのような敷地条件やご要望でも対応可能で、1棟ごと個別に対応していきます。当社の設計力を初め、住まいづくりの良さをフルに発揮できるのは、スタンダードシリーズ「アースハウス」です。
このホームページの事例紹介でご紹介している事例はすべて「アースハウス」です。

「湘南LO-CO」は2000万円前後で造る限定版の注文住宅です。
一方「湘南LO-CO」は、決まったルールの中で設計を行う、限定版の注文住宅です。設計ルールや施工の方法などを工夫し、当社の良さを失わずに、なるべく省力化、コストダウンできるよう企画されています。
「湘南LO-CO」は内観や外観のイメージを、シリーズとして統一感を持たせていますので自由ではありません。間取りのルールや内外観の空間イメージがご要望と合う方には、リーズナブルなシリーズとなっています。

土地を購入されて建物も建てるとなると、ローンの関係等で建物は2000万円前後で検討したいという方が多く、当社の家づくりはとても気に入っているのでそれくらいの予算でできませんかというご要望に対して、2013年から本格的にスタートしたシリーズです。すでに17棟の実績があります。
(湘南LO-COでも、一番大きなタイプで、防火地域や造作家具などのオプションが多くなると条件・要望により2300万円くらになることもあります。)

選択のポイントとなる3つの特徴を挙げておきます。
①平面形状が4タイプ。
まず、敷地にLO-CO4タイプのいずれかが入るか。
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長方形の平面形状、1,2階が同じ大きさの総2階、延床面積27坪、28坪、30坪、31.5坪の4パターンがあります。
敷地形状により、横長配置と縦長配置が可能ですが、平面的な大きさだけでなく、法的な高さ制限も含めて検討します。
また、延床面積31.5坪の大きさで足りるか。4~5人の1世帯であれば十分足りる大きさですが、もっとゆとりがほしい、2世帯で考えているという方には対応できません。

②内部構造を自由にするという考え方
湘南LO-COは「自由な内部空間」という大きな特徴があります。構造的な要素として、内部に柱が1本または2本あるだけで、構造壁は不要です。ですから、内部の壁は自由に取り外しや追加が可能です。子供の成長に合わせて間仕切りを追加したり、子供が大きくなったら間取りを大きく変えたいなど、長いスパンでの変化に対応しやすくなっています。
DIYで自分で後から造りたい、家具やインテリアでアレンジしたいという方に、とても適しています。
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一方で、外周部(外壁やサッシが付く外部との境界ライン)に構造的な制限があり、四隅には必ず構造壁を配置する、全体的に定められた耐力壁の量を外周だけで確保するなどのルールがあります。
コーナーに大きく解放的な窓がほしいなど、構造ルールに外れる要望にはお答えできません。

③スギムク板の現し天井
次に、湘南LO-COの特徴は、天井が構造材の梁とスギムク板の現しということです。
一般的な石膏ボード下地にクロスを貼るという仕上げが省略され、デザイン上の特徴となり、また、コストダウンにつながっています。
無垢の木でできた構造部材をそのまま隠さず見せるということは、合理的で自然な考え方だと思いますが、節もありちょっとラフな印象を持つ方もいるので、この雰囲気が好きかどうかも大きなポイントです。
(天井をオプションで張ることもできますが、費用の追加と天井高さが低くなるなどの調整が必要になります。)
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「湘南LO-CO」をもう少し詳しく知りたいという方は、「湘南LO-CO」専用のホームページもご覧ください。
http://www.lo-co-house.jp/

また、見学会やコンセプトハウスで直接スタッフに相談していただくのが、一番良いと思います。
ご相談いただければ、内容の説明と共に、「面積を少し小さくしてもアースハウスがいいですよ。」「湘南LO-COで、まずはオープンな間取りがいいのではないですか」など、ご予算やライフスタイルに合わせてお勧めをご提案できるのではないかと思います。
面積など物理的に「湘南LO-CO」で建てられるかという前提もありますが、住まいに対する価値観も少し違いがあるようで、私たちが話を聞いていくと、この家族は絶対に「アースハウス」向き、この家族は「湘南LO-CO」向きなど、方向性が見えてきます。そこのアドバイスは大切だと思っています。まずは、迷わずにご相談ください。

DIY派の方も歓迎です。
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2017年08月14日

九州の夏休み 長崎篇

お盆休み真っただ中ですが、皆様はどちらへお出掛けでしょうか?
私は、子供が夏休みに入ってすぐに休暇を取り、長崎・佐賀・福岡に行って来ました。キッカケは、祖父母の菩提寺がある福岡県大牟田市で、祖父の13回忌と祖母の3回忌を一緒にやろうという、伯父からの呼び掛けでした。私が知っている祖父母の家は福岡市内にあり、夏休みや春休みに何度か遊びに行きましたが、祖父母の故郷であり、私の母も戦後の一時期を過ごしたという大牟田に行くのは初めてのことです。
長女は中学生で部活があり、妻も仕事を休まなければならないので、初めは私一人だけで出席しようかとも思いました。そうすれば、周辺の古い町並みを好きなだけ見て回れる・・・という打算が働いたのは事実です(笑) しかし貴重な夏休みを、一人で3日も4日も取ることは許されないので、家族での参加に向けて舵を切りました。

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中学生の時に「机上旅行クラブ」に入って以来、旅行の計画を立てるのが好きな私ですが、日常に忙殺されて今回はほぼ無計画でした。大まかな行き先と行程を考えて宿泊地を決めたら、宿の予約は妻に任せ、前日夜に荷づくりして慌ただしく出発です。羽田空港の保安検査場では、娘の荷物からハサミが発見され、慌ててチェックインカウンターに戻って預け直しをするハプニング。自分も昔、筆箱に入れっ放しだったカッターで痛い目に会ったことがあり、思わず苦笑い。娘は「刃物は持ち込めない」ことを勉強しました。

早朝のフライトだったので、午前9時半には長崎空港に到着し、レンタカーで市内へ向かいました。高校入学前の春休み以来、長崎に来るのは30年ぶりのことです。最初に訪れたのは坂本龍馬ゆかりのエリアで、まずは坂本龍馬の銅像がある風頭公園へ。

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銅像設置の当初予定地は、古くからの料亭などが残る丸山町の丸山公園だったそうですが、遊郭のあったイメージを思い出させるとの反対があり、長崎港を見下ろす高台に移ったそうです。高知県桂浜の銅像は台座が高くて、頭上高くに龍馬がいましたが、長崎の龍馬は記念写真が撮りやすい高さでした。向かい側には司馬遼太郎「竜馬がゆく」の文学碑もあります。
ここから「龍馬通り」と呼ばれる坂や石段を下りていくと、亀山社中記念館があります。

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亀山社中(かめやましゃちゅう)は、薩摩藩を後ろ盾に坂本龍馬がつくった貿易会社と海軍を兼ねた組織です。薩摩藩や商人から資金を得て、交易の仲介や海上輸送で軍資金を稼ぐとともに、薩摩藩と長州藩の橋渡し役を担いました。やがて幕府の衰退に焦った土佐藩が土佐を脱藩した龍馬に接近し、スポンサーを求めていた龍馬も土佐藩の援助を受け入れ、名称も「海援隊」に改称します。「海援隊」は武田鉄矢のフォークグループ名でもあるので、有名ですね。
8年前から公開されている記念館は、亀山社中の遺構として伝わる建物を長崎市が復元改築したものです。近所には「亀山社中ば活かす会」が運営している亀山社中資料展示場もあるので、龍馬ファンはどちらも見逃せません。私たちは記念館だけを見て帰りましたが・・・

次に訪れたのは出島和蘭商館跡、通称「出島」です。30年前にも来たことがありますが、「ミニ出島」と呼ばれる1/15の模型だけしか記憶にありません(笑) 当時はそれぐらい何も無かったのだと思いますが、現在は昔の建物が多数復元されていて、江戸時代の雰囲気を味わうことができます。

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また、現在の市街地の中に「出島」の形が残っているのが分かるので、外から見るのもお勧めです。今年中には出島と本土をつなぐ表門橋も完成予定で、よりリアルに往時の出島を感じられそうです。

昼は長崎新地中華街に行き、名物のちゃんぽんや皿うどんを食べました。横浜、神戸と並ぶ三大中華街の一つで歴史は最も古いそうですが、横浜に比べると小さな中華街です。娘が「働いている人は日本人だね」と言ったのが可笑しかったです。

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午後はグラバー園に行きました。

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妻も私も来たことがあり、あまり新鮮味は無かったのですが、園内でハート型の敷石を見つけることが流行っていて、二人の娘は熱心に探していました。「ハートの石」は、「二つ見つけるといいことがある」「触れると恋が叶う」等の伝説があり、女子には人気があるようです。

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15時半頃にグラバー園を出てホテルにチェックインしたのですが、このホテルが東山手の重要伝統的建造物群保存地区(以下、重伝建地区)のすぐ近くにあることが分かり、ガッツポーズ。偶然とはいえ、妻に感謝です。これを以心伝心というのでしょうか(笑)
ポロシャツも下着も汗でびっしょりだったので、シャワーを浴びて着替えると、妻子を残して一人で散策に出掛けました。

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30年前もオランダ坂に来た記憶はありますが、当時(1986年)は重伝建地区になる前(1991年選定)でしたし、町並みの知識も無かったので、これで堂々と「長崎の町並みを歩いた」と言えます。

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東山手の町並みを抜けると、グラバースカイロードという斜行エレベーターがあり、谷の部分から山の上のグラバー園の近くまで一気に上がれます。グラバー園を含む南山手地区も重伝建地区になっているので、先ほど来たグラバー園には目もくれず、古い家や路地を見つけては嬉々として歩きました。

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グラバー園の横にある大浦天主堂は、現存する日本最古の木造教会で国宝にも指定されています。しかし拝観時間が終わるところだったため、外から見ただけでホテルに戻りました。

翌日はまず、日本二十六聖人殉教地・記念館を訪れました。日本二十六聖人とは、豊臣秀吉の命によって長崎で処刑された26人のカトリック信者のことです。京都で宣教活動をしていた司祭や修道士と日本人カトリック信者が捕えられ、京都から長崎まで連行された後、この地で十字架に架けられました。この痛ましい出来事は、日本よりもヨーロッパにおいてよく知られ、殉教した26人はローマ教皇によって1862年に聖人の列に加えられます。そして1962年、列聖100年を記念して日本二十六聖人記念館と記念碑「昇天のいのり」が建てられました。

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記念碑にはめ込まれている、二十六聖人が横に並ぶブロンズ像は圧巻です。記念館に展示されている絵や手紙などの資料からも感じますが、殉教の壮絶さは想像を絶するものだと思いました。

記念館と記念聖堂(聖フィリッポ教会)の設計は、建築家の今井兼次です。記念館は鉄筋コンクリート造のモダニズム建築ですが、外壁に陶片やタイルが埋め込まれたモザイク画が目を引きます。内部も教会建築のような荘厳な雰囲気があって見事な建物でした。

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一方の記念聖堂は、ゴツゴツした2本の塔がにょきっと立つ、モダニズムとは対極をなす建築です。アントニオ・ガウディの建築を彷彿とさせますが、今井はガウディを日本に紹介した草分けであること、26聖人のうち4人はスペイン人であることから、この少し不思議な建築が生まれたと思われます。

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今井兼次は寡作の建築家でしたが、早稲田大学の教授だったので、授業等で名前や作品を知る機会がありました。日本二十六聖人記念聖堂は一度見てみたいと思っていたので、来られて良かったです。

この日は、長崎市内から車で1時間半以上かかるハウステンボスへ行きました。ここも長崎県なのですが、後半の「佐賀篇」でレポートします(つづく)

岸 未希亜

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2017年08月09日

住教育セミナー

大勢の前ではありませんが
7月22日 えびな市民活動センター・ビナレッジで「家族の為の健康な家」+古民家をテーマに住教育セミナーの講師をしました。
こちらは一般社団法人 住教育推進機構が進めている活動で建築関係者に関わらず様々な専門家が住まいについて一般消費者に対して行うセミナーです。
神奈川県では7会場で地域づくりの事や家事、庭、瑕疵保険、白蟻など講演があり、私は古民家再生協会の会員で地域工務店の建築士として依頼を受けました。

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今回のセミナー資料を作成するにあたり、シックハウスの恐ろしさや自然素材の大切さを改めて感じました。
これからは未来の子供たちの為に大人が住まいについて学び、健康で豊かな人生を送れる家を次世代に引継ぐ事が大事だと思います。            

井上

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2017年08月07日

雑誌掲載のお知らせ

今年も「和風住宅」に、当社で建築した住宅が掲載されました。

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掲載されたのは、今年の1月に完成見学会を行った小田原の住宅です。建物の引き渡しは2017年2月でしたが、建て主との出会いは2013年10月にまで遡ります。それ以前から家づくりをスタートさせていた建て主は、住宅会社、工務店、設計事務所など、合わせて10社程度の会社を訪ね、見学会やセミナーにも数多く参加されたとのこと。当社も10社の中の一つだった訳ですが、県産材の伐採ツアーを皮切りに、約1年間にセミナーや見学会に16回も参加していただき、確実に建て主との距離が縮まっていきました。
そうして約1年後に当社が選ばれたのですが、建て主の言葉を借りれば、「他の工務店では設計力に不安を感じ、設計事務所では施工会社や工事のレベルが不確定。貴社に頼めば設計・施工の両方に満足できると思った」そうです。

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建て主の要望として最初に挙がったのが、「いつまでも輝き続ける家」という表現でした。50年前のデザインが今でも引き継がれ、その美しいデザインが色あせないドイツの自動車メーカー「ポルシェ」を例に挙げていたのが印象的です。また『和風住宅』の記者に話された内容が、次のような記事になっています。

その過程(多くの住宅を見て回る過程※筆者注)で「流行を追ったものはいずれ時代遅れになるけれど、和風住宅はいくら時間を経ても変わらない美しさがある」と気付いたのだそう。

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和風住宅に限りませんが、特に和風住宅では庭・外構の役割も大きいものがあります。敷地が広いので、まだ全ての庭は完成していないのですが、玄関アプローチの変化に富んだ構成は見事です。私の方でも道路から玄関への動線や、大まかな植栽イメージをもって住宅の設計をしていますが、自然石の使い方や植栽の配置、樹種の選定、鎖樋を使った雨水受けなど、庭師の藤木さんの仕事によって和風住宅の趣きが増し、家が何倍も良く見えます。

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もう一つの大きな要望は、「部屋の利用目的を固定化せず、家族の成長や時の移ろいによってフレキシブルに利用できるようにしたい」というものでした。そのため、子供室、寝室、ダイニングというように用途を表した室名は使わず、板の間、畳の間、奥の間といった室名にしたいという要望まで。
昔ながらの日本の家は、部屋を使い回すことで、大きくない家を広く便利に使っていました。そうした長所は、普段の設計でも意識しているのですが、建て主からここまで明確に言われたことはないので、とても愉快だったのを思い出します。

余談ですが、この本の「職人の手仕事」というコーナーに、組子細工で知られる建具職人の横田栄一さんが紹介されています。

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横田さんのことは、1年前のブログで紹介しましたが、覚えているでしょうか?長野で建築中の庫裡の建具は、この横田さんに製作してもらうのですが、改めて恐れ多いと思いました(笑)

話を戻します。
建て主はお引き渡しの時に、「設計が完了した段階でも完成度の高い家だと思っていましたが、図面にない部分でも、より高みを目指した棟梁と現場監督の判断によって、さらに磨きのかかった仕上がりになったと思います。伊藤さん(監督)の妥協のない仕事ぶりが嬉しかったです」と言ってくださいました。当社が高く評価されているポイントの一つが「現場力」であることを再確認したお言葉です。
この住宅は「用途を限定しない「間」の家」として、ホームページの「事例紹介」に加えました。ぜひ、ご覧ください。
また、今回の建て主も毎回参加されて、「家づくりの詳細を知ることができた」という「住まいの教室」が今週末に開催されます。お盆休みの貴重な一日ですが、ぜひ家づくりの授業にご参加ください。

岸 未希亜

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2017年08月05日

基礎工事

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根切の後は砕石敷きです。砕石を敷いて、十分に転圧を行い締固めます。砕石敷きの後、厚めの防湿シート(0.2mm)を敷き、捨てコンクリートを打ちます。捨てコンクリートとは、基礎コンクリートを作る前に、地盤の上に打設されるコンクリートのことです。工事はこの面を基準に進められ、墨出しもこの面の上に行われます。「捨て」とはいいますが、コンクリートの厚みを均等にするのに重要な役目です。

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2017年08月05日

坪単価はいくらくらいですか?

「坪単価」はいくらくらいですかとよく聞かれます。

この坪単価というものはかなりいい加減なものなので、会社を比較するときにあまり参考ならないと思っています。
実際には総額でいくらくらいになるかが重要だと思いますので、「目安としてこれくらの大きさだと、これくらいからこれくらいの方が多いですね。」と答えることが多いです。するとお客様の中には〇〇万円÷〇〇坪=〇〇万円、「坪単価はだいたい〇〇万円ですね」と計算される方がいます。
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そこで、お時間のある方にはサンプルの資金計画表などを使って、
「実際はこのような内訳で、一般的にはこの部分を延床面積(または施工面積)の坪数で割って計算している会社が多いんですよ。
でも、この数字はあまりあてになりませんから・・・・・・・」と価格について説明をしています。
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ということで、ホームページの「よくある質問」「価格について」の内容を、具体的な項目や数字をいれて、少しわかりやすくしました。
「坪単価」を知りたい方は、ぜひ、ご覧ください。
http://www.k-ecohouse.co.jp/faq/price/

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2017年07月30日

大舞台での講演

今月初めに、フクビエアサイクルの全国大会がありました。エアサイクル部材を販売している加盟店と、エアサイクル住宅を建てている工務店が集まる、年に1度のイベントです。昨年はフクビ本社のある福井市で行われましたが、今年は例年通り東京で開催されました。

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フクビ化学工業の社長挨拶に始まり、前半は表彰式や基調講演が行われ、後半は会場を移して、情報交換懇親会(立食パーティー)が行われます。表彰式では、エアサイクル住宅の施工棟数が多い工務店が表彰されるのですが、今年はフォトコンテストで最優秀賞を受賞した工務店も表彰されました。
「フォトコンテスト最優秀賞、ペニンシュラリビングの家。有限会社 早川工務店様」というアナウンスが会場内に響き、早川さんが登壇。

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スポットライト浴びて、早川さんも少し緊張しているようでしたが、表情は誇らしげでした。設計者の名前こそ読み上げられませんが、私も一緒に受賞した気持ちで嬉しかったです。

基調講演は2本立てで、1つ目は「木-Lism の意義と展開」というテーマで私が壇上に上がりました。木-Lism については、1月末の視察研修会でも講演をしていますが、今回は工務店経営者が多いことに加えて、フクビ化学の社長、役員、社員も大勢参加しているので、少し内容を変えての講演です。

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2つ目は「暮らしを豊かにする庭づくり」というテーマで、RE FACTORYの小林純氏が登壇しました。家を「ウチ」、庭を「ソト」と呼び、美しく豊かに暮らすためには、ウチとソトの繋がりが大切であり、それは日本の暮らしの美学であるというお話です。当社も家づくりには庭の役割が重要だと考えているので、非常に共感できました。さらに講演の中で言われた「庭(ソト)づくりは、町を自然に戻す作業」という言葉が印象的でした。自然を壊して人工的に造られた住宅地を、微力ながら自然に戻すという考え方は、確かに必要なことですし納得できますね。

ところで皆さんも、大勢の聴衆がいる会場で講演をすることなど滅多にありませんよね。私も「住まいの教室」やその他の住宅セミナーで、10人前後の聴衆に向けて話をしたことは何度もあります。しかし150人以上の人を目の前にして話をするのは7年ぶりでした。
実は今から7年前、神奈川エコハウスに入社した翌年の全国大会で、いきなり基調講演を任されたことがあります。新しいコンセプトハウスが完成し、グループ内でも注目されていた当社の家づくりを、デザイン面から解説する内容でした。当時は、コンセプトハウス以外に自分が設計した住宅がまだ1棟も竣工していなかったため、実例写真も少なく、参加者の中には私のことを知らない人も多かったはずなので、「無茶ぶりだな~」と思ったことを覚えています(笑)

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舞台に上がる時は最初の「つかみ」が肝心ですが、当時の私には荷が重かったので、最初に当社社長に話をしてもらい、場を温めてもらいました。

その後、前述の「住まいの教室」以外に、エアサイクル研修会での講演を数回、エクスナレッジ(出版社)主催の「世界で一番受けたい木造住宅の授業」、山梨県建築士会他が主催した木造学校の授業等で、40~100人規模の講演も経験し、大勢の前で話をすることにも慣れてきました。
この日は、表彰式後に壇上で挨拶された千葉建設(岩手県)の社長が、「今日は私の誕生日なんです」と話していたのを聞き、初めに「千葉社長、お誕生日おめでとうございます」から入って、場を和ませることに成功。講演中も、レジュメに書いていない余話を加えて笑いを誘ったり、時間通りにぴったり終われたので、大いに自己満足しました(笑)

私には、元大学教授で講演のプロフェッショナルでもある伯父がいます。市町村、中学校、高校、企業はもちろん、お坊さん相手に講演することもあるそうで、「誰も話なんて聴いてやせん」と、つかみを大切にし、話は脱線の連続だとか。それに比べれば私の場合、聴く意思を持って来てくださる方ばかりですから、遥かにハードルは低いですね。次の目標は、話を上手く脱線させることでしょうか(笑)

岸 未希亜

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