毎年恒例のバス見学会を今年も開催しました!
昨年に続き、二つの製材所と牧場を訪ねる丹沢の旅。
まず訪ねたのは、厚木の吉岡木材です。
昔ながらのアットホームな雰囲気の製材所で、扱うのは神奈川県産材が基本。
天然乾燥専門で、当社の専用ストックヤードもあります
実際に丸太を製材します
次に、社員大工の実演。
ちょうど彼が担当中の刻みが終盤を迎え、作業場には様々な継手・仕口が並んでいます。
「もともと地面に生えていた時はこっちが根っこだから、木目がこっち向きにカーブしてますよね」
「枝が出るところが節になるんで、こっち向きに節ができてるでしょう」
「木表と木裏があるから、削るときはこの方向に削らないときれいにいかないんです」
カンナをかけてみせます。僕も挑戦
その隣では、刻み終わった材木にお施主さんが柿渋を塗っています。
「みなさんも塗ってみませんか」
・・・実は、この人は社員です。自宅の建築を自分で現場監督するという稀なケースです(笑)
紅葉の盛りはまだまだですが、ツツジは真っ赤。他にもところどころ色づいた木が
目に入ります。
午後は、津久井の市川屋さんへ。名前は古風ですが、機械は最新鋭です。
製材機、乾燥炉、モルダー、グレーディングマシンと順番に説明を受けます。
モルダー(切削機)オペレーターは若者です 木の通りをみて、なるべくきれいなところを残して削ります
帰りに「丹沢あんぱん」と木製の鍋敷きをいただき、牧場へ。
到着する頃に小雨がちらつき始めましたが、めげずに名物のジェラートを食べます。
乳牛、羊、馬からウサギ、豚、シマウマまで
なんとか天気も持ちこたえ、最後はコンセプトハウスでおくつろぎいただきました。
皆様、ご参加ありがとうございました!