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2012.07.27 / よもやま話

スカイアドベンチャー

「スカイアドベンチャー」というアトラクションをご存知ですか?
ひと言で表すと、「フィールドアスレチックを空中に持ち上げた感じ」の遊戯施設で、目の当たりにすると尻込みすると思います。

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日本各地に幾つかあるようですが、私が見たのは伊豆高原にある「あまぎスカイアドベンチャー」でした。自然に生えている樹木を利用して地上約6メートルの高さに張り巡らされたコースを、ハーネスを装着し、命綱をワイヤーに掛けて自らの手と足を使って前進します。

もし攻略法が分からずに挑戦者が止まってしまったり、足がすくんで動けなくなったりしたら、インストラクターがすぐ隣に駆けつけられるよう、ワイヤーは挑戦者用とインストラクター用の2本あるということで、安心してわが娘(8歳)を送りだすことができました。親は地上で観戦です(笑)

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最初の「綱渡り」は練習です。地上数十センチの高さしかなく、これなら自分も余裕です(笑)
1番目の「ネットクライム」で一気に地上3~4メートルまで上がると、次は吊るされた丸太の上を歩く「スインギング」。この不安定な足下でさらに1~2メートル上がらなくてはならず、流石に娘も緊張の色が隠せません。下で見ている自分も手に汗を握りました。

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地上6メートルは、ビルの3階フロアに相当する高さです。
この日は天気が悪く、山の上はガスで視界が悪くなっていましたが、晴れているより下が見えにくいので、かえって怖くなかったかもしれません。
下から見ているだけなので大人は勝手なことを言います(笑)

この施設は2時間で何度でもチャレンジできるのですが、1時間以上かかって漸くゴールした娘たちは、流石に1回で満足したようです。施設のスタッフから「5分ぐらいで1周回った子供もいる」と聞いてビックリ。その子には「怖い」という感覚がないのかもしれません。

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娘は途中、足がすくむような場面があったり、失敗してロープの上に座ってしまい、インストラクターに助けられる場面もありましたが、お友達のお姉さんにも励まされながら、何とか最後までやり遂げました。
恐怖心を克服して一歩ずつ前に進む姿は感動的ですらあります。

ぜひこの夏、皆さんも子供と一緒に地上6メートルの恐怖と戦ってみてください。

岸 未希亜

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