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2015.01.23 / よもやま話

忘れ物

皆様、すっかりご無沙汰しております。
年始から契約後の打合せや新しい家のプラン作成が連続し、さらに今週は甲府で開催している木造学校の準備があって、ブログを書く時間が全く取れませんでした。しかし始業日の1月3日は箱根駅伝の復路だったので、会社の前やコンセプトハウスから写真は撮っており、遅ればせながら、その箱根駅伝の熱狂ぶりをお届けしたいと思います。
「今さら?」と思わずに、青山学院大学の初優勝を思い返してみてください。これが一つ目の忘れ物です。

ekiden5.jpg 会社の前は見物客でごった返していました。それにしても凄い数です
ekiden2.jpg 8区も先頭は青山学院大学。この高橋宗司選手は区間記録の快走でした
ekiden3.jpg 優勝候補の駒澤大学と東洋大学の争い。後ろには蔦屋書店T-SITE が見えます
ekiden4.jpg テレビ中継にコンセプトハウスが映らなかったのは残念でした

さて、昨日は甲府での木造学校が終わって一段落し、山梨木造住宅協会の方々と打ち上げをしてから帰路に就いたのですが、寝不足にお酒が加わったので眠くなり、車内で爆睡してしまいました。途中で検札があって車掌に起こされたため、寝過ごすことは無かったのですが、網棚にお土産、手袋、マフラーを忘れてしまいました。
しかも忘れ物に気付いたのは「特急スーパーあずさ」を降りた八王子駅ではなく、横浜線から小田急線に乗り換えた町田駅でもなく、自宅の最寄り駅で折りたたみ傘を出す時だったのです(笑)

かつて新幹線の車内で忘れ物をしたことがあり、駅のトイレに忘れ物をしたこともある経験豊富な私なので、慌てず(少し慌てましたが)JR東日本お問い合わせセンター(忘れ物)に問い合わせをしました。

「スーパーあずさ36号の車内に忘れ物をしました。3号車の前から7列目ぐらいの右側です。忘れ物は、甲府でもらったお土産のお菓子で、その紙袋にマフラーと手袋も入っています」

と淀みなく話して確認してもらったところ、「澤田屋の紙袋ですね?」との返答。「手渡されたばかりで何のお菓子だったかは覚えていないのですが」と答えましたが、私の話した内容と合致したようで、忘れ物は無事に見つかりました。

実はここからが面倒で、忘れ物は先ず特急の終着駅である新宿駅に保管されます。翌日であれば新宿駅で受け取れるのですが、移動日を一日挟んで次の2日間は東京駅お忘れ物承り所に保管されます。ここでも受け取れない場合は、飯田橋にある警視庁の遺失物センターに移されるのですが、警察に移される際にお菓子は破棄されるとのこと!!

自分で買ったお菓子ならまだしも、いただいたお菓子を捨てられるのは由々しき問題ですが、藤沢に住まいと仕事場がある私にとって、猶予期間内に東京に出るのは難しく、電話口で確認したところ、方法が二つありました。一つは委任状を書いて第三者に取りに行ってもらう方法。そしてもう一つは宅配便の着払いで送ってもらう方法です。
ここは当然ながら着払いを選びましたが、この手続きは電話ですることができず、最寄りのJR東日本の駅に行く必要があります。そこで翌日、藤沢駅へ足を運んで忘れ物を送ってもらう手続きをして来ました。

ちなみに澤田屋(甲府)の看板商品は「くろ玉」と言い、上質のえんどう豆の餡を丹念に丸め、香り高い黒糖をかけた和菓子です。ぜひ一日も早く再会したいところです。

kurodama.jpg

実は私、飯田橋で働いていた頃に、警視庁の遺失物センターに忘れ物が送られて来るまで待ってから取りに行った経験があり、今回も暫く保管してもらえると思っていたのですが、食べ物が捨てられるとは初耳でした。
皆様も食べ物を忘れた時、家から遠い所で忘れ物が保管されている時は、着払いを活用しましょう。そして網棚にはくれぐれも注意しましょう(笑)

岸 未希亜

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