事例紹介

床座スタイルの二世帯住宅

この地に長く暮らしてきたご両親の住宅を取り壊し、息子夫婦と暮らす二世帯住宅の計画です。44坪の敷地は二世帯住宅を建てるには少し狭いため、庭を諦めて、何とか2台分の駐車スペースを確保しました。
親世帯が1階、子世帯が2階に分かれた上下分離型で、内部で行き来はできますが、「普段は気兼ねなく暮らせるように」というご両親の配慮で、別々に玄関を構えています。両世帯とも茶の間があって、ソファーを置かない床座スタイルのリビング。そのリビングが建物の中心にあるので、どちらも廊下のない間取りで無駄がありません。
限られた敷地のため、総2階に近い建物形状ですが、2階の足音が響かないよう、親世帯の寝室を南側に出しました。これによって、寝室とリビングはウッドデッキを挟んで繋がり、様々な使い方を可能にしています。

竣工時期
2014年9月
用途
住宅
構造規模
146.56㎡〔44.2坪〕  1階 79.49㎡〔24.0坪〕  2階 67.07㎡〔20.2坪〕
所在地
神奈川県平塚市