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2014.09.28 / 建築と住まいの話

甲府での木造建築学校

NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」の放送が終了しました。朝の忙しい時間帯ですが、衛星放送でも7時半から放送しているので、ご覧になっていた方も少なからずいるのではないでしょうか。
「花子とアン」の舞台は山梨県甲府市と東京でした。甲府の人たちが驚いた時に発する「てっ」という甲州弁は、「じぇじぇじぇ」ほどのインパクトはありませんが、とても新鮮な響きでしたね。
私も「花子とアン」「ごちそうさん」「あまちゃん」など、毎朝欠かさず見ていました。実は1992(平成4)年に放送された「ひらり」以来、ほとんどの「朝ドラ」を見ているのが私の密かな自慢です(笑)

さて話が大きく脱線してしまいましたが、その甲府市で、木造住宅設計の授業をすることになりました。

山梨学校案内.jpg

来月からシーズン2が始まる「住まいの教室」をはじめ、神奈川エコハウスに入社以来、お客様向けのセミナーは数々行って来ましたが、プロ向けのセミナーはこれが2回目です。
1度目は、2011年に「建築知識ビルダーズ」という雑誌の特集「世界で一番受けたい木造住宅の授業」に寄稿し、同タイトルの講座で「間取り」の講義を行いました。山辺豊彦氏(構造)、伊礼智氏(意匠)、野池政宏氏(省エネ)、安井昇氏(火災)という、この世界の第一人者と並べられて恐縮したのを覚えています。

甲府では以前、師匠の吉田桂二と一緒に木造住宅の設計講座をやったことがあり、当時からの縁もあって今回、(社)山梨県木造住宅協会から声を掛けていただきました。この講座は「間取りと架構の木造建築学校」というタイトルで、私一人が全4回の連続講義を行います。責任の重さを感じますが、この大きな挑戦を楽しみながら、こぴっと頑張りたいと思っています。(※甲州弁の「こぴっと」は標準語で「しっかり」の意味)

岸 未希亜

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